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2019年05月28日
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嘘をつく人、怒鳴る人、嫌なことをユーモアで包む人

標高1,200mの高原に白い花が咲いた。5月19日撮影。

(タイトル)
嘘をつく人、怒鳴る人、嫌なことをユーモアで包む人

(本文)

 世の中にはさまざまな人がいてよいこともするし悪いこともする。どこかの総理大臣は息をするように嘘をつくといわれる。正直そうな総理大臣候補は核武装の準備のためのプルトニウム保有をテレビで語る。プルトニウムをもってれば3カ月で原爆ができる。そのことが核抑止力だと。

 地球温暖化は二酸化炭素のだすことが原因だからと北欧の16歳の少女が声を挙げたことに呼応して日本でも国会に200人あるいは300人のデモ行進があったことをテレビ、新聞などのマスコミが取り上げた。原子力発電は二酸化炭素をださない、という図式を脳に刷り込んでいる人は多い。ウランの採掘と精製にはとんでもない量の二酸化炭素を排出する。プルトニウムのお守りは未来永劫であり、このために二酸化炭素を大量に使う。

 二酸化炭素排出抑止は地球温暖化たいさくだから原子力発電は好ましい、という構図ができあがるから200人のデモ行進は好ましく取り上げられる反原発の市民の自発的なデモ行進は30万人ほどになっているのにマスコミは報道しない。政府と電力会社へのおもんばかりの報道だと受け止められる。

 核開発は第二次大戦末期における両陣営の競争であった。米国はマンハッタン計画を推進して原爆をつくりだす。広島ではウラン爆弾を長崎ではプルトニウム爆弾を炸裂させて大勢の人を殺した。戦力が消え失せている日本軍の状態を承知で日本の都市を爆撃したのであった。日本の核開発は理化学研究所、東京大学、京都大学、大阪大学などの学者・研究者を総動員してなされていた。湯川秀樹氏の核開発を推進する鼓舞文書がでてきているから、原子物理学関係のほとんどの人が核開発に動員されたとみてよい。

 湯川秀樹氏と朝永振一郎氏は三高、京大理学部の同期であった。朝永振一郎氏は理化学研究所に籍を置いて仁科芳雄氏のもとで働く。仁科芳雄氏は日本の核開発の重要人物であった。仁科芳雄氏は朝永振一郎氏は親交が深い。朝永振一郎氏を理化学研究所に誘った仁科芳雄氏が「彼は頭がいい、特別な人間だよ」と語ったことを小柴昌俊さんがNHKの特別番組で伝えている。湯川秀樹氏の気合がよいことユーモアに怒気が返ってきたを作家の北杜夫氏が語述べている。

 理化学研究所で核開発の責任者であった仁科芳雄氏が朝永振一郎氏にどのような仕事を与えていたか不明である。仁科芳雄氏の周辺では核にまつわる諸計算をしていた人の実話が残されている。占領軍は日本のすべての原子力の実験炉を海洋に投棄した。

 朝永振一郎氏が酒好きであることを小柴昌俊氏が朝永振一郎著作集別巻3『朝永振一郎 人と業績』のなかで述べている。朝永振一郎氏の高潔な人格はその著作『庭にくる鳥』で知っていた。小柴昌俊氏は朝永さんは激することがなかったという。嫌なことに対してはユーモアで返していたことを別巻3で伝えている。

 湯川秀樹氏、朝永振一郎氏、小柴昌俊氏にはノーベル物理学賞が授与された。朝永振一郎氏のいとこである朝永良夫氏は工業技術院委員長をしていて後に日本計量協会会長の任にあった。朝永良夫氏をみていると朝永振一郎氏が想像され人の偉さと高潔さが重なる。偉い人とはどのようにして育つのか考えさせられる。世の中に立派な人がいることを知っていることは人生を挫(くじ)けないための薬になる。

2019-05-27-someone-who-lies-yells-humorous-people-article-editorial-

(不適切な表現などについてはご容赦ください)





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最終更新日  2019年05月28日 00時00分13秒
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