カテゴリ:聖者は語る
Q1 バガヴァン、2012年のあなたのビジョンを私たちに教えてください。ディクシャを私たちの生活の中でどのように活用したらいいでしょうか。
バガヴァン:2012年のことは、私たちは独自の啓示を持っていましたが実は古代の予言なのです。 私が世界中に行っていたように、それは3つのサイクルの最終の頂点です。 一つのサイクルは5000年で、もう一つは26400年、そしてもう一つは650000年です。 この3つが2012年に終わりを迎えます。 2011年であるか2012年であるかというわずかな意見の違いはありますが、私たちに示されたのはそういうことでした。 そして、他に私たちが確信していることはこれが宇宙の中間点であるということです。 ヒンズー教の聖典によると、宇宙は現在300億歳だと書かれています。 そして、ここに至るまでには84ラークの歩数がかかるということです。 84ラークとは840,000歩という意味です。 この地点まで来るのにこれだけかかりました。 そして、私たちはずっとこのために働いていました。 植物として、哺乳類として、動物として、そしてそれ以外のものとして。 これらのすべての段階で、私たちはこの地点に到達するために働いてきました。 そして今、私たちが築き上げた家に入って、生き始める時がきました。 私たちはこれまでただ存在しているだけで、生きてはいませんでした。 今、私たちが作った家に入り、生き始めるのです。 もちろん私たちにはこの家に履いて生きる権利が果たしてあるのか、という疑問もあります。 動物や恐竜や魚たちも一生懸命生きてきました。 私たちの祖先、ネアンデルタール人、ホモサピエンスも懸命に生きました。 それなのに私たちがその家に入り2012年を楽しむ権利があるのでしょうか。 それはこう信じられています。 つまり私たちがそれらの祖先であったと。 私たちがそれらの祖父であり祖先でありました。 そして私たちは動物であり鳥でした。 私たちがそれら全てでした。 私たちがちょうど今、数百万年歳なのです。 だから2012年にその家を占拠して生き始める権利があるのです。 今まで何をしてきたとしても、それはただ働いて存在していただけだとみなされます。 しかし今、私たちが生き始めるときが来たのです。 人類の歴史の流れにおいて、「生きた」人がいました。 例えばブッダやキリストや、その他悟りをひらいた偉大な人たちです。 彼らは、なんとか生きることができました。 「ただ存在するだけ」というプロセスから逃れることができました。 しかし、今起きていることはたぶん最初の段階のもので、いずれ世界的な現象になるでしょう。 個人的な目覚めや少数の人の目覚めではなく、もっと巨大なスケールでの目覚めが起きます。 ヒンズー教の経典によると、ある年から数年間の間を私はサンスクリット語の名前で呼んでいるのですが、世界中に敵対心が現れます。 国家間や人々のグループの中で、個人とその他の人の間で、また個人の中でもです。 たくさんの対立とたくさんの敵対心があります。 そういう年が数年ありました。 来たるべき年は3月から始まります。 それは(インドの名前)と呼ばれています。 倒錯と不自然でおかしなこと、ひねくれたような態度、とてもひねくれた振る舞いが、国家間や人々の間、またグループ同士、個人と他の個人の間で、また自分自身の中に起きます。 これが2010年に私たちが経験することです。 幸運なことに、このひどい年は2010年のうちに終わります。 2011年の3月から(インドの名前)という年に入ります。 ここから神と人とが実際につながるということが始まります。 これは2011年6月ごろに起きると予想しています。 神と人がどうやってつながるのか、その始まりを見ることになるでしょうか。 2011年の6月に私たちは新しい年が始まりを見られるはずです。 そして2012年になると、これは(インドの名前)と呼ばれますが、これは新しいものの誕生という意味なのですが、これは明らかに新しい年の始まりという意味であり、大きな喜びの年であると言われています。 これが2012年についての予言です。 そして2013年は人類にとっての偉大な勝利の年であり、2014年はさらなる勝利の年となり、2015年は多くの愛に満ちあふれます。 そのように続いていきます。これは私の予言ではありません。 これは何千年も前からあった予言です。 そういうわけで、私たちが自分たちの啓示の中で見たものは、私たちは見たのですが、こういったことが実際に起きていました。 私たちはそれほどネガティブなことは見えませんでした。 しかしそれは、そういうことが起きない、ということを意味しているのではありません。 しかしそういうものは見なかったのです。 私たちが見たものは先ほど言ったようなことだけでした。 これが2012年についての話です。 しかしこういうことが起きるためには、私たちは働かなければなりません。これを達成するには6万人が必要であると予言していました。 6万人の目覚めた人たちです。 6万人の目覚めた人たちがいなければ、莫大な数のディクシャギバーが必要になります。 これが2012年を可能にする方法です。これが私たちの2012年のミッションです。 多くの時間を無駄にしてしまったので、私たちがそれに間に合わせるためにできる唯一のことは早急にたくさんのディクシャギバーを生み出し、2012年のはじめの数カ月で、人々が順に目覚めていくようなとても高い意識状態に移行することができるようにすることです。 私は私たちみんながともに働いてくれることを確信しています。 私だけでなく、誰かだけでなく、私たちみんなが一緒に働かなければなりません。そうすればこれが可能になります。 私はこれが起きるとは言っていません。これが起きる可能性があると言っているのです。これが答えです。質問の2番目の部分は何でしたか? 質問者:私たちは日常生活でどのようにディクシャを活用すればよいでしょうか? バガヴァン:基本的にはこういうことです。 教えはあなたの理解を助けます。 どんな状況でもそれを解決するのを助けます。 しかし、教えだけではあなたを助けることはできません。 状況によって教えを用いて知的にそれを理解することです。 そしてその上で考えなければなりません。 それが、あなたがしなければならないことです。 そしてそれ以上進むことができそうにないとなったとき、そのようになったら、ディクシャギバーからディクシャを受けてください。 そうすれば教えが現実のものとなります。 ディクシャなしでは教えは現実のものとはなりません。 それはただの洞察です。あなたに明晰性をあたえるかもしれません。 理解の余地を与えるかもしれません。 しかしそれは事実にはなりません。 完全に現実のものにするには、ディクシャのサポートが必要なのです。 ディクシャギバーからディクシャを受けるか、あるいはあなたが他の人をイニシエーションできるようにイニシエーションを受けているならば、あなたは直接シュリムルティからディクシャを受けることができます。 これはとてもとてもパワフルなディクシャです。 しかし、そのディクシャを受けるにはあなた自身がイニシエーターでなければなりません。 そうでなければシュリムルティからディクシャを受けることはできません。 あなたは直接教えのなかに入ることができます。 そして直接シュリムルティに触るか、またはシュリムルティをイメージしてそれに触るかすればディクシャが流れて来ます。 それは電気ショックのようなものか、あるいは激しいエネルギーの波、または強烈な沈黙といった体験をするかもしれません。 そして教えがただちに現実のものとなります。これがあなたが日々の生活のなかで直面する困難や問題に対して、ディクシャを使う方法です。 これが最初の質問の答えです。2番目の質問に移りましょう。 Q2 どのようにすれば、宇宙が創造したようなアンタリアーミンと個人とのつながりを、神と人とが持つことができるようになりますか。 バガヴァン:もしあなたが単にばくぜんと「宇宙」と言っているなら、そういうことはできません。 その宇宙を人、人格にしなければなりません。 私たちが人間であるように、宇宙を人に見立てないといけません。そのときに初めてつながることができます。 そうでなければ不可能です。昔、私たちのセンターがあるネーマンに、ある男の子がいました。 とても寒かったので、彼は水をお湯にしてくれと祈りました。 彼がただ「バガヴァン、バガヴァン、バガヴァン!」と叫んでいただけでした。 それでは何も起きませんでした。 彼はついにこう叫びました。「アパ!」彼の言葉で、お父さんを意味する言葉でした。そうしたら水がお湯に変わりました。 お父さんとは、彼にとって絆やリレーションシップを確立を意味するものでした。 あなたがただ「宇宙よ、宇宙よ、宇宙よ!」と言っているだけでは何も起こらないでしょう。その宇宙を何らか肉体をもった存在に変えなければなりません。 そのときだけ、そういったことが可能となります。 次の質問に行きましょう。 Q3 私たちが神経生理学的に変換するために、肉体的に準備するために最適な方法はなんでしょうか? 神経生理学的変換のために肉体的に準備することは、最も理想的なこととしてはクンダリーニヨガです。 なぜなら、クンダリーニはさまざまは変換をもたらすからです。 ディクシャ自体はクンダリーニを導きます。 そして実際にクンダリーニを活性化させます。 そしてクンダリーニが神経生理学的な変換をもたらします。 クンダリーニヨガと短い断食、プラナヤマとプラナクリヤバンダトリヤといったものが助けになります。 こういうテクニックが確実に神経生理学的変換に役立ちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.20 16:25:37
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