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カテゴリ:漫画に宮部に無我夢中
三田紀房 『マネーの拳』
ビッグコミックスピリッツ連載。 甘いなぁ~って思うところも多いけれど、 なかなか面白いですよ。 昨日も、部屋の掃除をする時に、 切り抜いた新聞記事や、マンガ雑誌がいっぱいありましたが、 全部捨ててしまいました。 でも、さっき読んだ部分は残しておこうと思い…。 ※最近、朝ブログの余裕がないんですよねぇ。 元ホームレスで、現在、T-BOXの役員、大林が、 社長であるケンに、ついに子会社を作って独立させてくれと…。 「俺は子会社など絶対に作らない。 従って大林…。独立したいのなら完全に会社を辞めろ。 もし出て行くなら、退職金として3千万やる。 持ってる株も売って資金にして自分で新しい事業を起こせ」 「なぜダメなのか…。理由を教えて下さい」 「お前を信用しないからだ。 というより、俺は元々、誰も信用しない。 だから他人に自分が資金を出した会社なんか任せたくない。 そんなもの危なくて夜も眠れやしない。 だから俺の商売は、すべて俺がやる。 子会社なんか冗談じゃない。 これが理由だ…」 ……。 「“お前を信じてる”なんていう言葉ほど信用できないものはない。 なぜなら、“信じている”という裏側では “信じているが責任は取らない”と言っている。 “お前を100%信じてる”は、 責任を相手に丸投げして事柄からすでに腰が引けている。 もし失敗やミスを冒した時、 “信じ切っていた俺には責任がない”と 心の中で言い逃れの準備をしているのだ。 世の中『信用』という言葉を隠れ蓑にして みんな責任放棄しているやつばかりだ。 政府を信用したから… 銀行を信用したから… まわりのみんなが信用できるというから信用した… だから失敗はすべて、あいつのせい。 ただ、信じていた俺に責任はない。 自分は何も悪くない。 こんなやつが自分の会社の経営者だったらどうだ? “信じる”なんて、口先だけなら、いくらでも言える。 肝心なことは、責任を取れるかどうか。 社員の失敗を受け止められるかどうか。 俺ははっきり言っておく。 俺は誰も信用しない。 そのかわり責任は取る! 従業員なんて誰一人信じない。ミスを冒すのは当然。 思い切って挑戦すれば失敗はつきもの。 そのリスクはしっかりと取る。 会社を三つも四つもバラしてみろ。 大きなチャレンジのリスクが取れない。 大きな商売はできない。 どうしても外へ出てやってみたいなら一人でやれ。 金はやる」 かっちょいぃ~。 どうも、“信用”って言葉を早く打とうとすると、 “屎尿”になってしまうことが玉に瑕だけど。 (^ε^) って、それは、このマンガには、まったく関係ありませんが。<(_ _)> はじめは、絵がも一つだったのと、 ストーリーが単純すぎるかなって思ってたけど、 最近、なかなかいいですよぉ。 騙されたと思って。<(_ _)> ※引用が長すぎますが、途中を端折ると意味不明になるので…。 マネーの拳(1) マネーの拳(11) 全巻セット!ご購入は当店で!【漫画】マネーの拳 (1-11巻 最新巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月04日 09時51分21秒
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