“本格推理”っていう名のふさわしい作家 岡嶋二人
岡嶋 二人。 おかじま ふたり。 井上泉と、徳山諄一のコンビ。 名前の由来は「おかしな二人」。 『あした天気にしておくれ』…第27回江戸川乱歩賞候補。 『焦茶色のパステル』…第28回江戸川乱歩賞受賞。デビュー作。 『チョコレートゲーム』…第39回日本推理作家協会賞長編賞受賞。 『99%の誘拐』…第10回吉川英治文学新人賞受賞。 『クラインの壺』…コンビとしての最後の作品。 その後、井上泉は井上夢人として、ソロ(? ピン?)で。 井上夢人『おかしな二人 岡嶋二人盛衰記』に、 “岡嶋二人”の裏話が…。 その他に、『七年目の脅迫状』、『あした天気にしておくれ』、 『タイトルマッチ』、『どんなに上手に隠れても』、 『5W1H殺人事件(『解決まではあと6人』に改題)』、 『とってもカルディア』、『ビッグゲーム』、 『コンピュータの熱い罠』、『七日間の身代金』、 『珊瑚色ラプソディ』、『殺人者志願』、 『ダブルダウン』、『そして扉が閉ざされた』、 『眠れぬ夜の殺人』、『クリスマス・イヴ』、 『殺人!ザ・東京ドーム』、『眠れぬ夜の報復』、 『三度目ならばABC』、『なんでも屋大蔵でございます』、 『開けっ放しの密室』、『ちょっと探偵してみませんか』、 『記録された殺人』、『熱い砂 -パリ~ダカールラリー11,000キロ』、 『ツァラトゥストラの翼(ゲームブック)』 最後の2作以外ほ、ほぼ全部、読んでいるはずです。 って、実は手に入らなかったものが…。 しかし、“本格推理”っていう名のふさわしい作家だったと思います。 うぅ、残念だぁ。 ほとんどが、素晴らしい作品だけど、裏話を読むと、 なるほど、それでかってことも…。(^^ゞ) 最初にあげた5作品は、ノー文句でお薦め。 井上夢人、岡嶋二人風の作品をお願いしますよぉ~ん。 期待して待ってます、っておかしいですね。期待してます。 99%の誘拐 焦茶色のパステル あした天気にしておくれ チョコレートゲーム おかしな二人