★No021016 インナー竿(SP仕様⇒ベイト仕様)の大改造編
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【トンボのハンドメイド】
《インナー竿(SP仕様⇒ベイト仕様)の大改造編》
磯竿には「スピニングリール仕様」と「両軸リール仕様」それぞれあるが、インナー竿には両軸(ベイト)リール仕様のものはない。
どこのメーカーから発売されてないってことはつまり、需要が少なく売れないってことだ。多分、外ガイド仕様竿より遠投が利かないのが原因らしい。
が…しかし インナー竿の利点もある。
強風時でもガイドへの糸絡みトラブルを気にせず、ステージが夜磯でも使い通せることである。
ただ管理人の様に腕が短い者にはこの「スピニングリール仕様竿」はもうひとつ扱いにくいことがある。
メーカーにより若干の違いもあるがパイプリールシートの位置。(竿尻から測ると15cmは違う)この余分な長さ…意外に邪魔である。
仕掛けを投入の際のフォロースルー動作に左脇腹に当たる。
そこで思い切って改造してみることにした。
メーカーが作らないのなら、世にたった一本しかないBT仕様のインナー竿 トンボが作ってやろう。
一般的にSP仕様をBT仕様に改造する場合、手間がかかるのはリールシートの位置変更よりガイドの数が違うので調整が難しいと聞いている。
その点、インナー竿は竿そのものが全てガイドの様なものであるから、面倒なガイドバランス調整が要らず手間がかからない。
とは言っても…通知表工作”3”の管理人。絶対、ブランクス(竿本体)を傷つけてしまう。
前置きが長くなったが、今回は改造と見栄を切ったが「設計仕様書のみの作成」までとし、施工はとある改造プロ業者に発注した。
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半月ほどで トンボ仕様のインナー竿が届いた。
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手持ち 未改造 「メガドライ竿SP仕様」との比較;改造前と比較して150mm短い。
手持ち 「外ガイド既製品のがま磯 カゴスペ IV ベイト仕様」との比較;30mm当改造竿の方が短い。
手持ちインナー竿の三本の内、二本をベイト仕様に改造した。
自主施工でなかった分、散財(福沢諭吉さん 三人分/二本)したものの、まだまだ使えるインナー竿なので元はとれるでしょう。
世界に二本しかない「インナー竿ベイト仕様」皆さんもトライしてみては如何でしょう(^^♪
= 2017.05.01 up =
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