★No021024 プラカゴシャフト折れタイプミニ改造編
【トンボのハンドメイド】
《シャフト折れプラカゴミニ改造編》
釣りに行けない時の暇つぶし(ボケ防止?)の消耗品ミニ弄り…
今回はプラカゴの改良をしてみた。
元々はプラカゴは西エリアの籠師等が水道管用品を加工駆使して遠投タイプカゴを作った。
この種の籠はスリムタイプなものが多く、コマセを入れる間口が狭いのでコマセは箸を使うのが常識とされている。
房総半島をホームとする籠師等はスプーンを使う籠師が多い。
そこで皆さんが考えたことは。。。こんな改造です。
普通のプラスチック製カゴに見えるけど…実は、既にミニ改良してある。
プラカゴミニ改造
用意する物は…
・ステンレスバネ線2.0mm
(上カゴ用替えシャフト)
使う工具は…
・切断工具
・ループペンチ
・半田工具
何てことのない力業による簡単な改造である。
シャフトは2.0mmと径が太いので正規切断工具がないとかなりの力がいる。
切断さえすれば後はループペンチで曲げられる。
完璧を求めるなら 半田を施せば良い。
シャフトの折れる部分の比率は使うカゴにより多少は違いがあるが、下カゴ部分(錘)が長過ぎても短過ぎても良くない。
投入時の飛行バランスが崩れることで海面着水時にコマセがでる要因にもなる。
これらは投げコツにより避けられるが、シャフト折れ部分の割合が重要である。
自分は下カゴを持ち籠を真横にした時、上カゴがほぼ90度になる様にしてる。
また、上カゴにはシャフトが折れた時に治まる様な切れ込みを入れることをお忘れなく。
(ハリスを納める切れ込みとは別である)
コマセを入れる時は下カゴ(錘部分)を持つだけで、シャフトが折れ、下カゴはほぼ90度に手前に折れ、コマセは箸でもスプーンでも簡単に入れらる。
因みに上写真の二種類のカゴのシャフトは、自転車車輪のステンレス製スポークを使用しているので、自転車タイヤ側リムはネジにより固定され、この部分を錘側にすることにより、釣り場でも「錘 交換」は容易にできる。
一般的に釣り状況に応じて号数違いのカゴを持つが…交換用の「号数違い錘」を何個か用意すれば、かさばるカゴ号数違いのカゴは持ち歩かなくて済む。
お試しあれ~
= 2023.06.02 up =
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