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カテゴリ:釣りのこと あれこれ
= 先週末 南房磯で釣れたイナダ = これまで南房で釣りあげた魚で奇形と思えるものは サバ、マアジ、スズキ…とあるけど 今回の様に異常と思えるほど 背骨が曲がっているのは初めてだ。 頭も顔も、普通のイナダだけど。。。 背びれあたりから胴から少し曲がり~ 尻尾は…異様なまでもの曲がり方だ 諸説によると… この背びれの奇形魚は、 その魚が低酸素水域を泳いでいるだけで どれ位の時間かはわからないが、こうなるらしい。 昭和40~50年代の東京湾は汚染が酷く 環境汚染による奇形魚は、江戸前漁師達が沢山見ている。 しかし、現在の東京湾は水質も改善されとても綺麗だ。 近年においては、環境汚染が原因とされる こうした奇形魚は、まずいないそうだ。 特に浦賀水道は海流の流れも激しく こうした低酸素水域は起こらないそうだ。 だが…、数年前に外国輸送船が他の船と接触し 大量の燃料重油が西岬磯に流れ着いたのは記憶に新しい話だ。 環境汚染はこうした船舶事故の影響はなくもないが その被害を受ける生物は動きの遅い物に限られ 回遊魚等は素早く察知して居なくなる。 何故この様な奇形のイナダがここまで大きく育ち 生存できたかは謎である。 どなたか詳しい方がおられたら御教授願いたいもの。 経緯はどうあれ、釣り人が生きてる魚を釣り上げ その命を奪ってしまい、やはり食べてやるのが供養でしょう 「イナダのフライ」「大根煮付け」「塩焼き」 この時期の青物としては、意外にも脂が乗り美味しかった だが…この釣り場では 暫くは糸を垂れたくない気がする。 これから魚を牛蒡抜きにする瞬間、 下半身はどうなってる トラウマになりそうな気がしてならない。 【blog 後記】 正直、このネタをupするかどうか迷いました。 海釣りを趣味としてる者にとり 多かれ少なかれ、気分の良いものではないですから。 でもこんな現実がまだあると言うこと… 釣りをしない人にも知ってもらいたい。 こうした奇形魚の水揚げは日々の中であることで 生鮮魚としては出せず、加工品として出回ってる。 ある程度水産業に携わってる人なら誰しもが知ってることだ。 特に底深くで住む深海魚などは、人の目に触れことなく 加工品として処理されていると聞く。 人として、釣り嗜む者として こうした奇形魚が出来ない様に、 当hpも掲載中! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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