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テーマ:潮騒の唄を聴きながら~(566)
カテゴリ:ふと見かけたもの
朝方は奥多摩の山も雪化粧し、東京地方も冷え込んだ8日の夕方、 千葉県浦安市の海岸からは、東京湾に蜃気楼が見られた。 陸地が浮かび上がって見え、 その上を羽田空港に向かう飛行機が飛んでいった。 8日夕方、千葉県浦安市の海岸から(写真:産経新聞12/9版)より 気になり過去の資料を調べてみたら… 結構、冬場の東京湾って「下位蜃気楼」が見られる。 海面に暖気層があり、その上に冷気層がある時 この現象が見られるそうです。 海浜地区の近くに住んでる割には、 実物はまだ一度も見てません。 さて、今日で出先は仕事納め~ とは言え…トンボには春まで釣りに行かない季節 暇にあかして、朝夕出掛けてみようかな… 【マメ知識 蜃気楼】 蜃気楼の分類 蜃気楼は遠くに見えている景色が変形して見える現象ですが、通常は「上位蜃気楼」のことだけを指します。 ただ、広い意味で「下位蜃気楼」も蜃気楼に含めることもあります。 他に、大気の温度差(屈折率の差)により起こる現象として、暖気が立ちのぼることにより景色が不規則に揺らぐ「陽炎(かげろう)」がありますが、蜃気楼には含めません。 また、「不知火(しらぬい)」は蜃気楼の一種かもしれませんが、よくわかっていません。 ☆上位蜃気楼 ・ 低いところに冷気層が、その上に暖気層があるときに、遠くの景色が上下に伸びたり上下反転して見える。 ・ 富山湾では「春の蜃気楼」とか「春型蜃気楼」と呼ばれる。 ・ 富山湾や琵琶湖など全国でも限られた場所で、主に春の限られた日にしか見られない。 ・ 「四角い太陽」も上位蜃気楼の一種。 ☆下位蜃気楼 ・低いところに暖気層が、その上に冷気層があるときに、遠くの景色が下に映ったように見える。 ・ 島が宙に浮かんでいるように見えるため、「浮島現象」とも呼ばれる。 ・ 富山湾では「冬の蜃気楼」とか「冬型蜃気楼」と呼ばれるが、四季を通じて見られる。 ・ 全国各地で見られる。 ・ 「逃げ水」や「だるま型の太陽」も下位蜃気楼の一種。 当hpも掲載中! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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