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カテゴリ:日々雑感
今年の干支 戌(犬)に因んで 「犬の八徳」 についてupしてみた。 ・仁(じん):思いやり。 ・義(ぎ):人道のために尽くすこと。 ・礼(れい):社会の秩序を保つための礼儀。 ・智(ち):己の欲を消し物事の是非・善悪を分けれる知恵。 ・忠(ちゅう):真心。 ・信(しん):人を欺かなぬ、思い込まぬ、迷わぬこと。 ・孝(こう):父母を尊敬して慈しみ、大切にすること。 ・悌(てい):長者によく仕えて従順なこと。 我が家にも小型犬Ⅿダックスが二匹いる。 流石に「八徳」とまではいかないが (「三徳」ぐらいだが・・・) 本当に飼い主には従順である。 余談だが・・・ 干支で言えば丁度12年前(2006)の戌年 正月明けに 南総 里見の里 のカテゴリで写真や資料をupしたことがある。 房総半島の内房のほぼ先端部に近い富浦にある旧岡本城址。。。 そう言っても殆どの方は知らないでしょう。 別名は「里見公園」と言われている。 そう~あの滝沢馬琴は生涯をかけて書き上げた 『南総 里見八犬伝』の関連してるとも言われてる所。 内房を国道127号で南下し豊岡海岸の外れの トンネル手前の脇道を左折して、 暫く行くと右手の狭い山道を登ると山頂にある台地のような城跡である。 険しい尾根先端から東京湾が一望でき、遠くには駿河の富士も見える。 途中の岩肌に咲く白い水仙が、何故かもの寂しい思いがする。 勿論、小説ですからあのような華やかな活躍の物語ではない…。 今の時期、落ち葉を踏みしめながら散策してみるのも良いものだ。 12年振りに南房釣行の折り、立ち寄って見ようかな・・・。 『南総里見八犬伝』は、室町時代後期を舞台に、安房里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説である。 共通して「犬」の字を含む名字を持つ八犬士は、それぞれに仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉(仁義八行の玉)を持ち、牡丹の形の痣が身体のどこかにある。 関八州の各地で生まれた彼らは、それぞれに辛酸を嘗めながら、因縁に導かれて互いを知り、里見家の下に結集する。 馬琴はこの物語の完成に、48歳から75歳に至るまでの後半生を費やした。 その途中失明という困難に遭遇しながらも、息子宗伯の妻であるお路の口述筆記により最終話まで完成させることができた。 『八犬伝』の当時の年間平均発行部数は500部ほどであったが、貸本により実際にはより多くの人々に読まれており、馬琴自身「吾を知る者はそれただ八犬伝か、吾を知らざる者もそれただ八犬伝か」と述べる人気作品であった。 明治に入ると、坪内逍遥が『小説神髄』において、八犬士を「仁義八行の化物にて決して人間とはいひ難かり」と断じ、近代文学が乗り越えるべき旧時代の戯作文学の代表として『八犬伝』を批判しているが、このことは、当時『八犬伝』が持っていた影響力の大きさを示している。逍遥の批判以降『八犬伝』の評価は没落していくが、1970年代から80年代にかけて復権し、映画や漫画、小説、テレビゲームなどの源泉として繰り返し参照されている。 なお、里見氏は実在の大名であるが、「八犬伝で有名な里見氏」と語られることがある。 『八犬伝』の持つ伝奇ロマンのイメージは安房地域をはじめとする里見家関連地の観光宣伝に資しているが、史実とフィクションが混同されることもある。 当hpも掲載中! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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