潮騒の唄を聴きながら…

2022/07/03(日)23:22

南房釣行blog  三年ぶりに更新したbig one

潮騒釣行日記(実釣編)(566)

today diary = 夕暮れの南房磯 (注;写真とblog内容とはNo Link) = 前回、前々回と二週連続台風のウネリに遭遇 今更ながら陸っぱり釣りの大敵はウネリだと知った。 先週は三連休で海は大混雑していると思ったが ある情報通によると連休最後の7/16(月)がbest とのことで南房リベンジ釣行に踏み切った。 海辺は最後の連休を海辺で楽しむ遠来客で賑わっており こちとら夜釣り組はまだまだお呼びでない様子。 既に銀座釣り場には夜釣り師の道具が置かれていた。 端から入るつもりはないので小休止後に 定位置釣り座に荷物を運んだ。 そして夜のための体力温存~車中で仮眠 ・ ・ ・ ・ 17時前に暑さで寝てられず表に出て涼む。。。 やはり天然の海風が一番だ。 南寄りの風はやや強めに吹いてるが ウネリはなく荒れ後の中潮の凪~絶好のコンディションだ 夕方の潮も良く今宵はリベンジ出来そうな予感がする。 18時過ぎから前打ち開始 取り敢えず半時かけて1kg弱のオキアミを 今宵の設定したpointに入れる。 既に上げ潮は八分も近く、 勝負時間は満潮から下げっパナで早いとみた。 ここでダルマ型ステン一発カゴからWロックカゴに交換。 遠投pointへ仕掛け投入に切り替える。 ・ ・ ・ ・ 針装着しての実釣開始19時 すると数投目のまだ薄明かりが残る海面に 漂っていたLEDウキが海中に消えた 当りだ!! 上がって来たのは毎度お馴染みの外道魚 目一君だ。 念のため臭いを嗅いでみる。(釣り友等の話では偶に臭い奴がいるらしい) この個体は大丈夫だ。横のタイドプールにキープした。 幸先よくお土産も出来た。 数投してコマセを詰めようと仕掛けを回収したところ・・・ なんか針についてる 何ともまぁ~可愛いウリボウ君だ。 しかし、針は口奥に掛かっており、これは持ち帰る。 そんなことが数回ありウリボウ君は 二尾簡易クーラーボックス行きに ・ ・ ・ ・ 潮は”ゆる~り”と潮下に流れる。 この流れは達磨ステン籠には緩すぎるが 前回試し使いしたWロックカゴには最適な流れである。 バッカンからステン笊に新鮮なオキアミを掬い籠に丁寧に詰め、 ダイレクトにpoint近くに投入~ 数秒して竿先を煽りコマセと付け餌を放出する。 その場にしゃがみ込み竿先を海中ギリギリまで下げ 当たりを待つ。この繰り返しを淡々と続ける。 ・ ・ そして 三年振りの ドラマが ついに・・・ ・ ・ 潮変わりで少しづつ動き出した時だった。 LEDウキが一瞬、流れに反するかの様に止まった ん! フリーにしていたハンドルを反射的に戻して 次に出る当たりに身構えた。 そしてLEDウキが静かに海中に消えた 来た 来た 来た~っ! 竿を立てて大合わせをくれる。 ”ガツン” 合わせに反応したかの様に潮上に魚は動き出す。 やや緩めに設定しておいたドラックが じりじりと反転してラインが出て行く。 こいつはデカい! 直ぐに解った。魚が沖目へと逸走する間に 後方に置いていたタモアミを足元に移動させ これで臨戦体勢は整った。 ここからが長かった。ラインを巻いては出し、出しは巻き取る。 この繰り返しを幾度となく繰り返し 魚を漸く40m付近まで寄せることができた。 が、しかし問題がひとつ。右手の迫り出しザラ瀬だ。 ここで大物を喰わせると大概、そのザラ瀬先にある溝へと走る。 中型なら自分もそのザラ瀬手前の岩場に移動するが こいつは大物。竿とタモアミの両方を持ち移動はできない。 何としてでもこの位置で魚を掬いたい。 竿を寝かせて頭をこちらに向かせ どうにかワンドウに誘い込み魚を足元に寄せた。 もう大丈夫と…ライトを照らしてみて驚いた。 で・でかい!! タモアミを伸ばして掬おうとしたが 頭までは入るが腹から下が網内に収まらない。 先日、釣り友から「そのタモアミじゃでかいのは入らないよ」 と言われた事を思い出す。「後悔先に立たず」である。 もたもたしてたら頭を振り尻尾をばたつかせて また海へと逸走する。 そんなことを二回繰り返し 強引にタモアミを突っ込んで 腹を丸くさせ網枠内に納めることに成功した。 掛けてから格闘すること10分余り~漸く捕った。 手尺・・・有に70cmはある大物祝魚。 ヘッドライトに写し出される 綺麗な魚体を暫し呆然と見ていた。 急いで車へストリンガーを取りに戻ったが見当たらない。 仕方ない、水汲みバケツの尻手ロープを エラから口に通して縛り、タイドプールに放り込んだ。 その後、約一時間竿を出したが 今宵はこれ以上の感動はもう味わはなくてもいいやぁ~ と言うことで早々に磯上がりをした。 リベンジ 成功~!!  本日の釣果・データ備忘録  釣行日;h30.07.16(月) 釣時間;19:00~21:30 釣果:祝魚:1尾(71cm)  目一魚;1尾(26cm) 夏魚;2尾(25~28cm) 潮; 中潮 満潮;19;48 干潮;01;19 風向;南東2m 波・ウネリ;0m 本日の道具立て・仕掛け ・竿; G社製 カゴスペシャルver4 3.5号5.8m 外ガイド竿 ・リール; A社製 6500CS Rocket Gunnar ・ライン;L社製 遠投籠釣りナイロン6号 ・籠; 自製ダルマ型ステン一発籠(64g) ・籠;イレクターWロック一発籠 併用 ・ウキ; ウレタン製ウキ アローナイト(12号) ・天秤; 自製 全遊動式ステン天秤(一穴型) ・針;G社製 真鯛王(金)10号 ・ハリス;K社製 G_MaX FX4.0号 【釣行後記】 狙い魚を変えて今季で三年目。 漸く自己記録更新できた。 ”潮が良かった” の一言かもしれないが 自分的にはコマセの重要性を再認識した今回の釣行だった。 確かに昔、諸先輩方から教えてもらった フカセ釣り入門の基本! 釣り準備の前に前打ちコマセが大切だと。。。 これは籠釣りでも同じである。 アドバイスは 素直に聞くべし! 講釈ばかりたれる奴は 人は勿論、魚にさえ嫌われる! これは亡くなった師匠(下段記載の座右の銘を頂いた方) から教わった戒め教訓である。 はやる気持ちが先走りどうしても前打ちを省く。 釣りながらコマセせればその内、魚も寄る… そんな癖がついてるのでは? 確かに昨年までの自分、時間も打つ量も足りなかった。 狙いが祝魚ならコマセワークが大事でしょう。 それで結果が出なければ 潮が悪いと言うことにすれば良いんだから〜 当hpも掲載中! thank you トンボが今は亡き大先輩から譲り受けた座右の銘 『釣りは 寂しさを感じずに 孤独を楽しめる ただ ひとつの遊びである』 

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