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カテゴリ:潮騒釣行日記(実釣編)
= 夕暮れの南房磯 (注;写真とblog内容とはNo Link) = 前回、前々回と二週連続台風のウネリに遭遇 今更ながら陸っぱり釣りの大敵はウネリだと知った。 先週は三連休で海は大混雑していると思ったが ある情報通によると連休最後の7/16(月)がbest とのことで南房リベンジ釣行に踏み切った。 海辺は最後の連休を海辺で楽しむ遠来客で賑わっており こちとら夜釣り組はまだまだお呼びでない様子。 既に銀座釣り場には夜釣り師の道具が置かれていた。 端から入るつもりはないので小休止後に 定位置釣り座に荷物を運んだ。 そして夜のための体力温存~車中で仮眠 ・ ・ ・ ・ 17時前に暑さで寝てられず表に出て涼む。。。 やはり天然の海風が一番だ。 南寄りの風はやや強めに吹いてるが ウネリはなく荒れ後の中潮の凪~絶好のコンディションだ 夕方の潮も良く今宵はリベンジ出来そうな予感がする。 18時過ぎから前打ち開始 取り敢えず半時かけて1kg弱のオキアミを 今宵の設定したpointに入れる。 既に上げ潮は八分も近く、 勝負時間は満潮から下げっパナで早いとみた。 ここでダルマ型ステン一発カゴからWロックカゴに交換。 遠投pointへ仕掛け投入に切り替える。 ・ ・ ・ ・ 針装着しての実釣開始19時 すると数投目のまだ薄明かりが残る海面に 漂っていたLEDウキが海中に消えた 当りだ!! 上がって来たのは毎度お馴染みの外道魚 目一君だ。 念のため臭いを嗅いでみる。(釣り友等の話では偶に臭い奴がいるらしい) この個体は大丈夫だ。横のタイドプールにキープした。 幸先よくお土産も出来た。 数投してコマセを詰めようと仕掛けを回収したところ・・・ なんか針についてる 何ともまぁ~可愛いウリボウ君だ。 しかし、針は口奥に掛かっており、これは持ち帰る。 そんなことが数回ありウリボウ君は 二尾簡易クーラーボックス行きに ・ ・ ・ ・ 潮は”ゆる~り”と潮下に流れる。 この流れは達磨ステン籠には緩すぎるが 前回試し使いしたWロックカゴには最適な流れである。 バッカンからステン笊に新鮮なオキアミを掬い籠に丁寧に詰め、 ダイレクトにpoint近くに投入~ 数秒して竿先を煽りコマセと付け餌を放出する。 その場にしゃがみ込み竿先を海中ギリギリまで下げ 当たりを待つ。この繰り返しを淡々と続ける。 ・ ・ そして 三年振りの ドラマが ついに・・・ ・ ・ 潮変わりで少しづつ動き出した時だった。 LEDウキが一瞬、流れに反するかの様に止まった ん! フリーにしていたハンドルを反射的に戻して 次に出る当たりに身構えた。 そしてLEDウキが静かに海中に消えた 来た 来た 来た~っ! 竿を立てて大合わせをくれる。 ”ガツン” 合わせに反応したかの様に潮上に魚は動き出す。 やや緩めに設定しておいたドラックが じりじりと反転してラインが出て行く。 こいつはデカい! 直ぐに解った。魚が沖目へと逸走する間に 後方に置いていたタモアミを足元に移動させ これで臨戦体勢は整った。 ここからが長かった。ラインを巻いては出し、出しは巻き取る。 この繰り返しを幾度となく繰り返し 魚を漸く40m付近まで寄せることができた。 が、しかし問題がひとつ。右手の迫り出しザラ瀬だ。 ここで大物を喰わせると大概、そのザラ瀬先にある溝へと走る。 中型なら自分もそのザラ瀬手前の岩場に移動するが こいつは大物。竿とタモアミの両方を持ち移動はできない。 何としてでもこの位置で魚を掬いたい。 竿を寝かせて頭をこちらに向かせ どうにかワンドウに誘い込み魚を足元に寄せた。 もう大丈夫と…ライトを照らしてみて驚いた。 で・でかい!! タモアミを伸ばして掬おうとしたが 頭までは入るが腹から下が網内に収まらない。 先日、釣り友から「そのタモアミじゃでかいのは入らないよ」 と言われた事を思い出す。「後悔先に立たず」である。 もたもたしてたら頭を振り尻尾をばたつかせて また海へと逸走する。 そんなことを二回繰り返し 強引にタモアミを突っ込んで 腹を丸くさせ網枠内に納めることに成功した。 掛けてから格闘すること10分余り~漸く捕った。 手尺・・・有に70cmはある大物祝魚。 ヘッドライトに写し出される 綺麗な魚体を暫し呆然と見ていた。 急いで車へストリンガーを取りに戻ったが見当たらない。 仕方ない、水汲みバケツの尻手ロープを エラから口に通して縛り、タイドプールに放り込んだ。 その後、約一時間竿を出したが 今宵はこれ以上の感動はもう味わはなくてもいいやぁ~ と言うことで早々に磯上がりをした。 リベンジ 成功~!! 本日の釣果・データ備忘録 釣行日;h30.07.16(月) 釣時間;19:00~21:30 釣果:祝魚:1尾(71cm) 目一魚;1尾(26cm) 夏魚;2尾(25~28cm) 潮; 中潮 満潮;19;48 干潮;01;19 風向;南東2m 波・ウネリ;0m 本日の道具立て・仕掛け ・竿; G社製 カゴスペシャルver4 3.5号5.8m 外ガイド竿 ・リール; A社製 6500CS Rocket Gunnar ・ライン;L社製 遠投籠釣りナイロン6号 ・籠; 自製ダルマ型ステン一発籠(64g) ・籠;イレクターWロック一発籠 併用 ・ウキ; ウレタン製ウキ アローナイト(12号) ・天秤; 自製 全遊動式ステン天秤(一穴型) ・針;G社製 真鯛王(金)10号 ・ハリス;K社製 G_MaX FX4.0号 狙い魚を変えて今季で三年目。 漸く自己記録更新できた。 ”潮が良かった” の一言かもしれないが 自分的にはコマセの重要性を再認識した今回の釣行だった。 確かに昔、諸先輩方から教えてもらった フカセ釣り入門の基本! 釣り準備の前に前打ちコマセが大切だと。。。 これは籠釣りでも同じである。 アドバイスは 素直に聞くべし! 講釈ばかりたれる奴は 人は勿論、魚にさえ嫌われる! これは亡くなった師匠(下段記載の座右の銘を頂いた方) から教わった戒め教訓である。 はやる気持ちが先走りどうしても前打ちを省く。 釣りながらコマセせればその内、魚も寄る… そんな癖がついてるのでは? 確かに昨年までの自分、時間も打つ量も足りなかった。 狙いが祝魚ならコマセワークが大事でしょう。 それで結果が出なければ 潮が悪いと言うことにすれば良いんだから〜 当hpも掲載中! thank you トンボが今は亡き大先輩から譲り受けた座右の銘 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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