潮騒の唄を聴きながら…

2019/04/08(月)14:08

南房釣行blog  三年振りの土曜日釣行

潮騒釣行日記(実釣編)(567)

today diary = 南房の落日 = またまた先週は春の嵐や冬再到来などで 海は大荒れで平日は自粛した南房釣行。 で…行けたのは土曜日・・・。 釣り友情報によれば何処も混み込みらしい。 しかしそれは漁港、堤防周りの話では… そう自分に都合よく判断し三年振りで掛けた土曜日(4/6)。 途中で見かけた漁港には釣り人が ”ずら~り” 並んで見える。 それだけでストレスになりそうだ。 それに比べ、南房磯ではちらほらの昼間の釣り人。 底物師やらルアー師やら籠師やら様々・・・。 釣り座に道具を運び、車で遅い昼飯を食べようとしてたら… 顔見知りの釣り師がいて、情報交換雑談。。。 どうも水温が下がったままで夜は思わしくないらしい。 現に前回釣行でも潮の緩い時間帯だけ当たった。 さほど夜は流れに乗ってまで餌を探し回らない様だ。 ・ ・ ・ やってはいけないこと…水温を測ること ・ ・ ・ 大概、これをやって水温が悪いと知ると 粘れず諦めて切り上げてしまうしまうのだ。 陽のある内はそこそこ水温はあるが、 これが夕まず目、上げ潮となると 結構、下がるのがこの南磯の特徴である。 特に南西向きの風が吹くと翌日水温が下がる。 今回は陽のある時間帯からコマセを入れる。 時間は16時過ぎ。 30分後から実釣開始 上げ八分の今日の潮。風向きは東南でやや強め。 ささっとコマセを入れ針を装着してすぐ… 沖合に漂っていた羽ウキが消える・・・ まさか当たり? ・ ・ ・ ・ ラインは100mは楽に出ている。 竿を立てると根魚の様に”ガンガン” 頭を振り底へと遁走。 これが本命魚だったら嬉しいのだが…違うな。 まぁ~重戦車でも針に掛けた様な重いトルクの引きだ。 そうこうしている内に沖合の根に廻り込まれた。 それでも構わず”ガンガン” ラインを巻き取り綱引きすると出て来た。 残り5~60mに寄せるとそこにあるのが問題の駈け上がり。 大概、でかい奴はそこに張りつかれれる。 竿を煽って出そうと試みるが、出て来ない。 感じからて良さそうな魚ではない気がする。 出て来るまで待つのも時間の無駄だろう。 そう判断し、潮下へ30mほど歩いて立ち位置を移動し 糸ふけを取り、思いっ切り竿を煽ったら再び動き出した。 浅瀬も波に乗せて足元の潮だまりに入れ込むことに成功。 何だろう。。。? 今まで見たことのある様な…無い様な魚だ。 取り敢えず記念写真を撮り、タイドプールに ”ドボン”  キープ ( *´艸`)” 最初はカンダイかコブダイ… なんて思ったが、なんか違う気がする。 帰り調べてみたらどうやらイラと言らしい。 ・ ・ ・ ・ 夜釣りに移行してからは増々、潮が緩くなり 何の当たりも出ないまま時間だけが過ぎて行く。 勿論、コマセも順調に掃けていく。 潮がそこそこに動き出したのが20時過ぎ。 漸く実績のある流れになって来た。 そしてまた一時間が過ぎ。。。 前回同様に喰って来たのは黒い奴。。。 次に青緑の奴。。。 そしてこれまでの干満の潮が嘘の様に流れだし point作りもままならなくなり納竿した。  本日の釣果・データ備忘録  釣行日;2019.04.06(土) 釣時間;16:30~22:00     釣果:でこっぱち魚;1尾(52cm) 強引・手荒にやり取りしたため空気袋がやられて 海中に戻れなくなったので、こいつは持ち帰り食材。     銀鱗野武士魚:1尾(42cm) ブルーアイ魚:1尾(40cm)     こちらの両魚は今回、命拾いのリリース。    潮;大潮 満潮;17;40 干潮;23;37 風向;東南3m~東4m 波・ウネリ;3~4m 本日の道具立て・仕掛け ・竿;D社製Mドライ スーパーハイボリュームファイバーインナー竿 BT仕様改造4号5.2m ・リール; A社製 6500CS Rocket Gunnar ・ライン;L社製 遠投籠釣りナイロン6号 ・籠;カゴイチ一発籠 ・ウキ;ウレタン製ウキ 20mm(12号)、自製LED光源 ・天秤; 自製 全遊動式ステン天秤(一穴型) ・針;G社製 真鯛王(金)9号 ・ハリス;K社製 G_MaX FX4.0号 【釣行後記】 イラって何だ。。。? 呼び名;漢字 苛、苛魚、伊良。 由来;語源 和歌山県田辺、串本での呼び名。 つかまえようとすると逆にかみつきにくる。そのために「苛々する魚(いらいらするさかな)」の意味。 生息域;海水魚。浅い岩礁域。 新潟県・千葉県館山?、九州南岸の日本海・東シナ海、太平洋沿岸、瀬戸内海、奄美大島。 朝鮮半島南岸、鬱陵島、済州島、台湾、福建省、中国南シナ海沿岸。 基本情報;関東では珍しいというほどではないが入荷量が少なく、一般的な小売り店で売られているのことは少ない。大型で身に厚みがあるものの、知名度は低い。 バラ科のなかでもイラ属はとりわけ味がいいので、九州など産地では盛んに食べられている。関東などでも本種の価値を認識するとよいだろう。 水産基本情報;市場での評価 入荷量は少ない。ベラ類はおしなべて安いが、本種は大型なのでやや高値。 味わい;旬は晩秋から初夏。 鱗は柔らかく大きい。皮はしっかりしているが、柔らかい。 白身でまったくクセがない。柔らかくつぶれやすい身だが、熱を通すと締まる。ほどよく繊維質で口に入れると適度にほぐれる。いいだしが出る。 食べ方・料理法・作り方;生食(セビチェ、刺身、焼霜造り、皮霜造り)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁、ちり鍋)、ソテー(ポワレ)、焼く(みそ漬け、つけ焼き) 当hpも掲載中! thank you トンボが今は亡き大先輩から譲り受けた座右の銘 『釣りは 寂しさを感じずに 孤独を楽しめる ただ ひとつの遊びである』 

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