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日出土人形(大分)

 猫探訪、今回は大分県別府市のとなり国東半島の付け根日出町で作られている人形です。

 歴史はさほど古くありません、昭和55年頃から作られ始め今ではすっかり定着した感があります。
 この人形を制作しているのは門上(もんじょう)修さんと奥さんで、280種をこえるほどの型があり、猫も大きさの違う物と色ちがいの黒などがあります。

 門上さんと奥さんは共に美術学校の出身で、ご主人はサラリーマンを経て人形の制作をはじめたそうです。

 写真の猫は高さ6cm程度の小品ですが、大型のものもほぼ同じ姿をしています。

日出


 形はいわゆる招き猫にとらわれず、奔放さを感じさせます、また表情もどこか気の強そうな感じで、モダンな印象を受けるのは、作者が美術を学びデザイン関連の仕事をしていたせいでしょうか。

 作者ご本人からご指摘を受けました、一部訂正いたします。

 日出人形の紹介のところに私(妻)が型を起こし主人が絵付けをしているという記述がありますが、そのようなことありませんそれぞれのデザインしたものは自分で絵付けし型おこしも二人ともします。最近他の人の記述にも同じようなことを書かれていて、それが定着しつつあるので訂正させてもらいたいのですが、他にも100種ほどの型があると書かれていますが二人でつくった型は280種を超えています。このたび日出人形のホームページを立ち上げましたのでご覧ください.
http://www.geocities.jp/higiningyo/

 
 夫婦で同じ人形を作ると言うのも比較的多いようですが、
独り者の福次郎にはうらやましい限りではあります。

 福次レア度☆ 今後どのような作品が出来てくるのか楽しみな日出人形であります。




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