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テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手日記
さて、メンタルトレーニングです・・・
(以下、抜粋) - なぜ試合で不安になる? - かつて私が やる気(専門的には達成動機といいます)と競技不安(試合で不安になってしまい実力が発揮できないこと)との関係を調べたときのことです。 これまでの多くの研究では、競技能力の高い人はやる気も高く 競技不安も低いという結果が見られていたのですが(当たり前ですよね) この調査では それとは微妙に異なる興味深い結果が見られたのです。 すなわち 自分の競技能力が低いと思っている選手では、やる気が高いほうが競技不安が高いのに対して、競技能力があると思っている選手では、やる気が低いほうが競技不安が高いという結果が見られたのです。 競技能力が低い人の不安は、いわばやる気の表れです。 目標を達成したい 勝ちたいという気持ちがあれば 緊張して不安になるのも当然なのです。 自信を持てばいいんだよ。と言われても 例えば競技歴が浅いなど能力的にまだ十分でない場合には「自信を持て」と言うのも無理な相談でしょう。 むしろ、今の自分の能力なら緊張するのが当然、不安になるのが当然と「開き直って」受け止めるべきものでしょう。 逆に能力の高い人で、やる気が出ず 緊張してしまう人の場合です。 これは競技不安の問題ではなく むしろ動機づけの問題です。この場合には やる気が無い → 試合に対する練習・準備が十分でない → その結果不安・緊張が高まる。という図式になっていると思われます。 ここで考えるべきことは、どうやって競技不安を減少させるかではなく どうやって動機づけを回復させるかでしょう。 能力が高いにも関わらず やる気を失って競技不安を高めている人は、推測するに かつて良い成績を上げていたが 様々な原因、例えば故障やケガ、目標の喪失などで やる気と成績を低下させている者ではないかと思われます。 自分は能力が高いはず、ということがプレッシャーとなって不安を高め 結果的に(現在持っている)実力発揮すらできなくなっているのです。 競技不安は、能力の高い人も低い人も「過去」や「理想」といった「今の自分」とはかけ離れたところを見すぎていることから起こっています。 競い技能力の低い者は「目標」を達成したいという気持ちが強すぎて不安になっていますし、競技能力の高い者は「過去」におさめてきたような良い成績が挙げられないのではないかということで不安になっています。 確かに高い目標を持つことだったり、これまでの成功に基づいたプライドを持つことだったりは 競技に対する姿勢としてとても大切なことではあるのですが、それにとらわれすぎて「今の自分」を見失ってはだめだと思います。 (かつて良い成績であった)過去や(自分がこうなりたいと思っている)理想にとらわれることなく「今」の自分をしっかり見つめることで、不安を感じることなく チャレンジ精神を発揮して、自分の「今」持っている実力を発揮することができるのです。 スタートラインはいつも「今の自分」なのです。 (以上、抜粋) なんとなく解りますが、その状態に陥っている人を どうやって メンタル的にケアするのか・・・それが 難しいんですよね。 自分も、試合などは 気合を入れると 自分自身追いこんでしまって 結果が出ません。 逆に 軽い気持ちで望んだ方が 今まで 結果が出ています。 ん~、僕って メンタル的に 弱い人種なのかなぁ?(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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