剣道*「こら!ちゃんとやれ!小さくても関係ない!」
前に登場したN君(小4くらい?)「今ちゃんとできない子は、大きくなってもダメな大人になる。 こら!ふざけるな 辞めろ! ちゃんとやれ! こら! 聞いてるのか!おい! 今度はちゃんとやれよ」(ひとさし指はたっている)dola、無視。まだ、言い続けるN君。N君の価値観(正義感?)は、止まらない。「こら! 竹刀を触るな。ちゃんと座れって言ってるだろう もっと真剣にやれ!今、ちゃんとやれない奴は、何をやってもだめなんだ。」母、その場から離れて、様子を観る。周囲の子供たちが、ざわざわする。なにやら、いいあっている様子。dola、無視して、わが道をいく感じ。N君を見ようともしない。が、dolaと母、目があう。抱きついてこようとする。母 「どうしたの?」dola「・・・・」母 「がんばってるね。偉い。さあ、もっと大きな声だしていこう!」「何かあったの?」と聞くと、お兄ちゃん達が口々に訴える 「Nが悪いんです dola君に、余計な事いって!」すると、N君反撃 「だって、ちゃんとやらないと、ダメな大人になってしまうから」周囲のお兄ちゃん達、またくちぐちに・・・ 「だって、dola君はまだ小さいんだよ。一生懸命やってるないかー。 そんな言い方しなくたって dola君、がんばってるじゃないかー」「そうだそうだ・・」とみなが言う。するとN君、再反撃。 「小さくたって、そんな事は関係ない!小さくたって一生懸命やらなくちゃいけないんだ!」そうだね。N君の言っている事も正しい。みんなの言ってくれている事も思いやりがあって優しい。そして、その場で泣くのもじっとこらえて、平静を保ち、お稽古に戻ったdolaも素晴らしい。子ども達には子供達の輪があって、みんなそれぞれ考え方も性格も違って、そんな中で,dolaも、自分の力で乗り越えることを教えてもらっているんだな、と思った。帰り道「もう、剣道行きたくない・・・」(そりゃそうだ・・あれだけ、マシンガンのように言われたら、そりゃへこむ)「ママは、今日はdolaががんばったと思った。 よく泣かないで、練習できたね。偉いと思うよ。 もし、次のときもN君が、dolaがいやだな思う事を言ったら、 ママと一緒に言ってみようか? ”僕は、一生懸命、やっているつもりなので、もう言わないでね”ってね」「うん。ママーーー」いろんな子がいて、それがいい。