商品先物取引情報~070611
ニューヨーク貴金属は、総じて反落。 金は反落、銀は急反落。終値の前日比は、金の期近2限月が5.9~5.8ドル安、中心限月の8月限は5.9ドル安、その他の限月は6.0~5.1ドル安、銀の期近2限月は18.5~18.2セント安、その他の限月は18.8~11.6セント安。 金8月限は、時間外取引で戻り売りが先行したあと、ドル高や原油安、米国債利回りの上昇が圧迫要因となり、節目の650ドルを割り込んだ。ただ、先週の安値にとどかず、安値からは持ち直した。銀7月限は、ドル高や原油安で金が急落したことが嫌気され、テクニカル売りを誘って昨日の安値を割り込んだが、節目の13ドルを維持した。 プラチナ系貴金属(PGM)は総じて軟調。終値の前日比は、プラチナの期近2限月が3.6~1.6ドル安、その他の限月は3.6ドル安、パラジウムの期近2限月は 0.15ドル安~0.10ドル高、その他の限月は0.15ドル安。プラチナ7月限 は、時間外取引でプラスに浮上したが、節目の1300ドルにとどかず反落に転じた。ドル高や原油安、金の急落が圧迫要因。ただ、南アの鉱山スト懸念で、安値から持ち直した。パラジウム9月限は、ドル高や原油安、金の急落が嫌気され、時間外取引の安値を下回ったあと、下げ渋ったことから切り返したが、昨日終値で頭打ちとなった。先物取引先物取引商品先物取引先物取引被害先物取引金先物取引用語解説