カテゴリ:論文・講演など
何のひょうしか、先月明治図書から原稿依頼が来ました。
今、締め切りが迫って焦って書いているところですが、下書きの下書きの段階を一部紹介します。 もう少し、キチンとなって、国語教育7月号に載るはずです。 がんばれ!自分! 以前、勤務校に講師で来ていただいていた先生との雑談の中で、次のような話が出ました。 スポーツ選手にとって動体視力が必要なように教師にとっては「動体評価」をする力が必要である。 この時何かがひっかかりました。しかし、何気ない会話の中の一こまでしたので、また後で聞こうと話の流れに乗っているうちに、はっきりとした定義を聞かないままに終わってしまつたのです。 結局、「動体評価」という言葉自体、その先生が提案したものなのか、一般的なものなのかも分からずじまい。自分なりに後で調べてみてもそのような言葉は見あたりませんでした。 そこで、自分なりに定義してみることにしました。 「動体評価」・・・ある活動の動きの間に瞬時におこなわれる評価 ペーパーテストは通常テストが終了してから採点をします。つまり、子どもの活動が終わってから評価をおこなっているのです。これは、「動体評価」とは言えない・・・と考えたのです。 しかし、そう特別なものでありません。 ・ノートを持ってきた子に赤鉛筆で○をつける。 ・机間巡指をしながら、がんばりを認め、ほめる。 ・子どもたちの表情をみとって、その表情に応じた反応を返す。 などなど・・・普段の授業で今までおこなっていることなのです。 しかし、子どもたちを伸ばそうと常に意識しておこなっているのかと言えばNOだと思います。あえて「動体評価」という難しげな言葉を持ってきたのは、「動体評価」と言う言葉によって、今まで無意識的におこなってきたことを意識することができるからと考えたからです。 意識しておこなえるようになれば、教師の幅も広がります。そして、子どもたちの動きを活性化することができるのではないでしょうか。 今回いただいた本稿のテーマは、「国語ノート指導の改善」というものです。 ノート指導における「動体評価」の実際を以下述べさせていただきます。 (以下略) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月10日 06時03分32秒
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