3学期感心したこと
3学期になって感心している事がいくつかあります。 その一つが、机の中にいすが入っているという事です。 ホントに何気ない事ですが、音楽室や図工室に行く時や「さようなら」をして帰る時など、1学期なら、いすがポ~ンとでっぱなしのところが、きちんと机の中にいすが入っているわけです。「さっきの図工の時間にいく時、机の中にいすを入れていた人?」 実は、ほとんど完璧に入っている時に、こう聞いたことがあります。 私の予想とは裏腹に、けっこう自信がないらしく、多くの子が手を挙げていました。 しかし、考えてみれば、これはこれで、すばらしい。 いや、こっちの方がすばらしい。「やったかやっていないのかわからない。」・・・ということは、無意識でおこなえているということだからです。 こういうことは、無意識でおこなえるようになって本物です。「言われるからしている」という段階をクリアーしていると言えます。 スポーツでも、武道でも、何も考えなくても自然に体が動くようになるまで、練習をするものです。 ハードな練習など何一つしていませんが、多くの子が「机の中にいすを入れる」ということが自然にできているのです。 うん、感心。感心。