身体には効率性を求めない!
現代とは、時間に追われる時代のように感じます。ビジネスではスピード・効率化が求められます。それはそれで大切なことです。しかし、身体はそういう面ばかりではありません。時間をかけて変化します。病んでいくにも、時間がかかり、治癒されるのも、それ相応の時間をかかります。病んだらすぐに病院、薬に頼るということでなく、自分の中にある治癒力を働かせる方がかえって完治につながり、病にもかかりづらい身体になります。(もちろん、薬が有効、絶対の病ももちろんあり、その区別は必要です。 また、薬も使い方で、薬にもなれば毒にもなります。)また、鍛えること、痩せようとすることにも時間をかけて、ゆっくりやる方がかえって近道だったりします。身体には時間をかける。身体は自然の一部です。時代は変わっても、身体は昔も今も同じように時間を過ごしています。身体にはスピード・効率性を求めないことをお薦めします。 安保さんの「病気にならない免疫生活のすすめ」。心のことや生活習慣の大切さを、東洋医学的なことを、平易な文章で解説してくれてます。「自分に刺激を与える」という項では、「規則正しい生活ばかりでなく、たまには夜更かし・たらふく食べる・大酒等、身体に悪いことをする」も薦めています。(私としても「そうそう心と身体のバランスだ…」などと、妙に納得したりして、ただし月に2・3回ということですから)正月は身体のために、のんびり時間を過ごすのもいいもんです。