カテゴリ:将棋
第80期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の7回戦、永瀬拓矢王座―佐藤天彦九段戦が13日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、14日午前0時43分に佐藤九段が144手で勝利。佐藤九段は4勝3敗となって残留が決まった。永瀬王座は3勝4敗。 感想戦で検討されたのは127手目▲41銀に代えて▲44歩の変化。これには(1)△33金▲43銀△31玉▲34銀直(際どいですが詰めろ)に、△45角!という捨て駒があり後手が勝ち。▲同銀なら△46角で勝勢、▲同飛なら△66角以下詰み。 ▲44歩に対して(2)△46角▲43歩成△同玉▲46銀△47飛▲57銀打(好手)なら激戦が続いたらしい。 実戦は127手目▲41銀に対して佐藤さん、シッカリと守って128手目 △6三銀打で永瀬さんの攻めは切れたようだ。 現在の4強(藤井君、渡辺さん、永瀬さん、豊島さん)の内、2名が同じ日に4強以外の棋士に敗れた珍しい一日。4強と他の一流棋士と実力差が紙一重ということだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.17 12:14:04
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