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カテゴリ:つれづれ日記
先日、多収品種の萌えみのりを道の駅しょうない風車市場で買いました。 これは秋田で開発された品種。庄内発の品種じゃございませんが、これが多収品種でまあ12俵以上はとれるらしいです。(一説では16俵という話も…) 味ははえぬきがご先祖様ということで、はえぬきにやや似た感じです。まずくない。冷めてもイケる。匂いも悪くない。これで多収品種なら、いっそのことはえぬきやめてこっち植えればいいのでは? 山形県は失敗しそうなブランド米戦略にこだわり続けてますからね。秋田に比べても業務用米についての取組が弱い気がします。一括管理の需給調整米にしてもはえぬきで出すのはもったいなくないですか?こういう多収品種をある程度区分管理で導入して加工米なり飼料米で出せばいいのに。 「減反政策」(正確にはこれは平成16年で終わってるんだけどネ)の副作用で、農家の人達は単収を上げることにあまり価値を見出さなくなってしまったとか。単収上げたら需給調整米いっぱい出さなくちゃいけないもんね。ってな勘違いなお話ですが。 どうせ需要が減る一方の米だから低反収でもいいのさ。その代わりに米の値段は下げたくないぜ。ってな感じですかね。 でも日本の農業はヨーロッパやアメリカの需給調整に比べりゃいい方で。あっちはいろんな作物がほぼ自給率100%を超えた中での需給調整だったのに比べ、日本ではせいぜい米だけが余っている状況(H29は米が足りないくらいならしいが)で、他の作物は全然自給率100%には到達しない中で、いくらでも米の代わりに作れる作物がある状況。恵まれてるっちゃー恵まれている。まだまだいろんな可能性がある。あっちはだから飼料用に転換せざるをえなかったんだしね。 日本の農家が米にこだわりすぎるのは江戸時代に遡るとか。藩の力を石高であらわしていたため、米を作る農家はいい農家、豆を作る農家は良くない農家ってことになってたらしい。なるほどね。需要が減ってるってのに米にこだわるのはここまで遡るのかと。そりゃ、一朝一夕には意識は変わらないかも。 低単収の米で、限りある農地を埋めてしまうのは、自分の首を締めていることにもなるのだが。 高単収の米をより少ない面積で作って、残った農地で別の作物で収益を上げる。これが水田フル活用ということだと思うが。その意味を平成30年を目前にして今一度噛み締めたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.25 18:09:57
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