都市集中型社会を作ってきたのが誤りです
親の手伝いをして開墾し田畑を作った人たちが
その親から離れ都市で世帯を構えそこで爺ちゃんになり
もうすぐ人生の終わりに近づき
その方達の子や孫は都市生まれで田舎は何も知らない事に
田舎では二世代i以上前の方の登記名が多く
相続しようとすると何人もの印鑑が必要になり
登記を移すことが困難に陥っています
山もそうですね
山を持っていないと一人前の人と思われなかった時代
私が若い頃は山仕事で賑わっていました
木だし、山こしらえ、杉檜の苗植え、山刈、枝打ち、間伐・・・
また山のブローカーも多かったです
山は投機の一つだったのです
その山も外材に押され、衰退
木を出しても赤字になる山が多いのです いい山もありますがね
山小屋も飯場も消えカシキのおばさんの姿も消えたのです
親父は様々な地方の原生林を刈る山仕事でした
なので里からかなり離れており
カシキのおばさんもいないところばかりのようでした
奈良の釈迦岳なんかの山小屋は怖いところでした
地こしらえも大変だったと思います
50年位前に一度行った時がありびっくりしたものです
こんな事書くと、また私は年寄りと思われるでしょうが
昭和30年代生まれです
一次産業の衰退が田舎を過疎に追いやったのですね
観光やスポーツでは活性化しません
よく行政等はコンサルト会社に調査してもらって
事業を始め失敗しますね
なにかしないといけない、実績を作らないとかが先で
先生の設計なら間違いはないと言う思いが間違いなのです
御浜町にホテルができそうですが どうなのでしょうね
あそこはもともとホテル建設の計画があったのですよね
約30年前です
成功するといいのですがね
誰の土地か分からない山や田畑が多くなってきた田舎
どうなっていくのでしょう
山や田畑での収入では子どもを学校に入れるのも大変
〇低所得、いつまでも貧乏、重労働が割に合わない
〇休みなし、不健康になると終わり
〇気象に左右される、
〇長男には嫁のきてがない
〇子供に引き継ぐことは可哀そう
そういう社会にしてしまった政治や社会が悪いのです
田舎では山の境も知らない
誰の土地なのか分からない
相続しても土地の場所が分からない
公図を正しいと言いきる方
都会の子孫は金になると思うのでしょうかね
田畑を親から相続しても固定資産税で100円とか200円
二束三文の土地が多いのです
都会人と田舎人の土地感覚の差が大きい世の中です
そんな中、不動産に税金をかける行政も目を覚まさないといけません
ろくに地籍調査もせずに固定資産税に頼っていては
今後大変な事になります
田畑が原生林に戻ったほうが幸せなのかもしれません
※写真は山ではありません
家の周りのカリバの梅の木です
カリバとは採草地です
私が子供の頃は牛の餌や堆肥に草が重要だったのですが
今は手間のかかる雑種地になってしまいました
山でも採草地用が多かったですね
地上権のみの権利の山
この地上権だけの売買も盛んだったのです
※カシキ
ごはん炊きのおばさんです