カテゴリ:防災・災害
新聞によると二酸化炭素消火設備の作動で、作業員4人が死亡した事故で
警視庁は工事請負業業者の現場代理人を書類送検したとの掲載されていました そこで疑問 1.この東京都新宿区のマンションの建物の 防火管理者、維持管理権限者の責任はないのかな? 2.ボードの張替え工事の 発注者側 ①工事仕様書の安全管理に関す記載は? ②消防設備点検管理委託業者への危険性の説明は? ③受注者側から提出される書類の検証は? ④二酸化炭素消火設備の点検業社か設置メーカーへの立ち合い要請は? 受注者側 ①業務計画書、作業計画書、作業要領書の提出は? ②発注者側の④と同じ> まだ多くの疑問やわからない事が多くあり 責任の所在を判断できません それはどうであれ亡くなった人は戻ってこないし残された家族の方 これからが大変でしょう 二酸化炭素消火設備ではありせんが屋内消火栓設備の訓練終了間際 三重県から依頼を受け、私が講師で出向く 筒先をもっている職員をサポートする職員の位置がまずいので注意した 専門的かもしれませんが 二酸化炭素消火設備は非常に危険なのです なんでも屋の私、消防関係の仕事はも40年以上従事しました ※主な業務としていた期間は10年あまりです ※県内では知名度のある消防設備士の私(社団法人の設立委員でもあった) 私の主な業務エリア内では 二酸化炭素消火設備の設置されている建物に当たりませんでした 東紀州一円の大きな床面積を有する防火対象物の多くを 私が点検していたのですがね エリア内の建物で駐車場併設の防火対象物はありましたが 別の消火設備でした ○移動式粉末消火設備と○泡消火設備です ガス系の消火設備ではハロン1301消火設備の設置されていたK防火対象物 しかし、その物件での契約ではハロン消火設備の点検は含まれておらず 点検整備はしませんでした ハロンの点検資格の免許も持っている私ですが 大変危険であり、仮に受けた場合には設置メーカーに来てもらいます またこの防火対象物では 自動火災報知機の感知器の作動試験では神経をすり減らしました それは、自動火災報知機用の熱感知器(定温スポット型2種)と ハロン1301消火設備用の熱感知器(定温スポット型3種)が 同じ位置に設置されており(数多く) 間違って加熱試験をしたら・・・ 昔の設備であり二段回(アンド回路)を経てのハロンガス放射でなく 一発放出(放出区画あり)だったような記憶? 記憶違いかも 命の危険もありますが、もし作動させてしまったら 大ニュースにもなる、またお客さんからの損害賠償請求も数百万円は 二酸化炭素消火設備は 消火能力が高く駐車場等には非常に有効な消火設備です しかし維持管理を適正におこない その防火対象物の関係者は安全管理研修や模擬訓練をするべきですね 情報は新聞のみであり判断できるものではありませんが 工事業者だけでなく防火対象物の関係者にも・・・ 屋内消火栓箱周辺での取り扱い説明中の私 四角黄色枠 様々な協力した私なのに・・・ 焼身自殺した知人と同じような境遇に・・・ 生きてくれていたらどれだけ心強いことか、ああ寂しい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年11月11日 01時16分01秒
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