ラインケ狐の日記

2011/05/06(金)22:23

個人的にボランティア保険に入っておく

震災関連(64)

ボランティアとして被災地に入って作業するとき、ちょっと心配なのが怪我のこと。 もちろん各受入団体で一括してボランティア作業員の怪我についての保険には入っている筈。入っていると、、、思う。でもどの程度の保障を受けられるものなのか良く判らないですね。 それに事務局側もこっちも善意前提での関係なんだから、たとえ先方に落ち度があったとしても、怪我をしました→保険使って治療できるんでしょうね!みたいなことになるのは嫌だ。 じゃあ個人で「ボランティア行ったときのための保険」に入っちゃえ、というお話です。 そしたら万が一、現地で怪我をしても「あ、保険は個人で入っているので、そっち使います」と先方に余計な手間をかけずに済む。 仕事で懇意にさせてもらっているあいおいニッセイ同和損保の代理店さんに相談したところ、個人単位でのボランティア活動中の事故に特化した保険はない、でも通常の掛け捨て損害保険で十分に対応してますよ、とのこと。 要は海外旅行に行くとき、行く期間中を対象とした保険に日本で入っておく、あの保険。 もし6月から連続して2週間、被災地入りする予定です、と言う人なら、その2週間を保険の対象期間としてもらう。もし三日間なら三日間だけ。一日だけ、ということも出来るはず。 自分のように「今後、週1から週2程度で、行ける時に行けるところへ」ということなら1ヶ月単位で入っちゃう。自分は下の資料の通り、まずは半年で入ってみます。今後の状況によって保険内容を上下させて継続予定。 で、現地に行ってない間の分はどうなるの、ということだが、当然保険の対象となる。いわきに居るときも石巻に行ったときも、東京でラーメン店に行列しているときwも、自分の場合、この半年間は全部保険の対象期間。 保険代理店の人に「なにかボランティア保険に合いそうな特約あったら付けて下さい」ってお願いしたら「天災、食中毒、熱中症補償」が特記された。 「天災」は3.11の震災のことではなく、今後起きるかもしれない天災のこと。 たとえば、現地で安全を確認してから作業してました→新たに地震が起きました→さらに瓦が落っこちてきて怪我をしました、みたいな場合。(ひょっとしたら違うかも。保険に詳しい人フォローよろしく) 「熱中症補償」は、去年のような猛暑になったときのため。現地でもこれから日に日に暑くなりますが、長袖、長ズボン、ゴーグル、防塵マスク、ヘルメット、長靴での作業が依然として続くわけですからね。おそらく今後、多くの被災地で「作業員の熱中症対策」が大きなテーマとなるのではないでしょうか。 「食中毒」は逆ギレしたり土下座したりする社長の店のユッケ食べたとき用、、、ではなく、朝作って持って来たオニギリや玉子サンド食べて万が一って場合を想定。 今年は節電でどこもあんまエアコン効いてない筈。まして被災地の現場に荷物を置ける日陰があるかどうか、行って見なけりゃ判んない。ひょっとしたら自分の持ってきた食べ物を食べておなか痛くなっちゃうこともあるかも知れない。そのときのための特約です。 代理店さんとやりとりの中で思ったのが「まさしく『何かあったときの保険』という表現通りの保険。でも入っておけば安心して復興作業を手伝える。8,070円は自分のための安心料」ということ。 まあ、使うことはないと思いますが、自分は入ることにします。 ↓縦に無駄に長いのは、内容をしっかり見てもらうため。お手数ですがスクロールして下さいね

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