2012/08/11(土)14:20
技術評論社のセキュスペ過去問題集を使ってみて
仕事の隙間時間の勉強にはTAC教材を使っています。一回分ずつ分冊になっていてかさばらないのが良いところ。
で、仕事が終ってからの勉強では最近買った技術評論社の過去問題集を使っております。
これね↓
情報セキュリティスペシャリストパーフェクトラーニング過去問題集(平成24年度〈秋期〉)
サイズもでかくて見やすいし、なかなかいいわ。
まず午前II試験パート。
見開きで左のページが問題、右のページが答えになっているので、3~5問ずつ進められる。答えが見えちゃいそうだけど、そこは自分のための勉強。見ないようにすればいいだけのこと。
午後Iと午後IIパートも各問の続きのページで答えが記載されているので、目隠し等の工夫はこっちでも必要。なんと言うか「解いてチェックする」が同じテンションで出来て便利。総体的にリズムよく勉強できる感じ。
ただーし、、、不満を感じるところも少々。
特に午前IIの肢問説明が弱い。
一つの問に4つの選択肢があるわけよ。例えば「WPA2で使われている鍵はどれか」みたいな問題があってア:AES、イ:IKE、ウ:SHA、エ:CCMPのいずれかを選ぶとするじゃん。
「答えはAESです。WPA2では~」と説明が続く。そこはいいんよ。でも正答以外のキーワードについて「IKEは~のこと」「SHAはそもそも~」「CCMPとは~」と言う説明があんまないんだよね。
過去4回分の試験が収録だから、午前IIは25問×4で計100問。これだけではボリュームも弱いような気もする。
まあ午前IIは予選。そこは自分できっちり仕上げてきてよ、ということなのかも知れないが。
午後の問題は解答例がオリジナル過ぎ。
この春の試験に関しては公式発表の解答例を収録することが間に合わなかったんかいな、と思わないでもないんだが、それ以前の分もなかなかの独自性あり。どこまで別解が許されるかはIPAの胸の内にある。オレらには判らない。
試験後に自分が泣く可能性を少しでも減らすためには、答えはIPA解答例に準拠しないと。
だからこの問題集での答え合わせでは解説のみ参照し、解答例は別に7/6更新のIPAの解答例を出力して使っています。
とは言えまずは夜の部の勉強でこの問題集をやり込むつもり。
さてさてどこまで使い倒せるやら、自分でもチョイと楽しみです。
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