勉強するのがチョー面白い発破技士 ドッカーン!
突然の辞令キターーー、海外赴任までの1ヵ月間で英語をやらねばっ、みたいなこともあるんでしょうけど、社会人の勉強なんてまあ趣味みたいなもの。たとえ業務に必要があってのことでも楽しくやるが勝ち、つか嫌々やってどうするって思うんすよ。ただし、学ぶ分野の向き不向きは確かにある。そりゃしゃーない。例えば、エックス線作業主任者という資格(正確には免許)の試験では初歩の対数(log)が出てくる。この分野の比重が大きいんで切り捨てると合格はまず無理。でもlogの勉強して命取られるわけじゃなし。オレ同様、文系の人も覚えればいいだけです。試験のときに覚えておくのは、免許交付上のただの手続きみたいなもんですよ。一方、テキスト読んで「うひょー、おんもすれー」と楽しく勉強できる分野もあった。オレの場合、なんと言っても発破技士。発破の勉強は楽しかったなー。だってさあ、ダイナマイトや黒色火薬の爆発についての勉強じゃん。面白くない筈ないってw火薬マシマシでドッカンドッカン、派手にアピールしたいのに、なんで実技試験がないんだよ、とw合格率は50%を超える大甘試験。むしろ受験資格要件の方が大変かも↓・大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校で応用化学、採鉱学、土木工学に関する学科を専攻して卒業し、その後3か月以上発破業務についての実地修習を経た者 ・発破の補助作業業務に6か月以上従事した経験を有する者 ・厚生労働大臣が定める発破実技講習の修了者 最後の発破実技講習が確実。ただし講習って年に何回もないし結構お高い。東京では奥多摩や五日市の奥の方でやっているようです。(オレは受験当時、旧・鉱山系の会社にいたので要件揃えられた)教科書は多分↓コレのみ? 自分のときはこの旧版を受験会場のほぼ全員が持参していた。 新・発破技士テキスト第3版著者:中央労働災害防止協会価格:1,050円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る東京に戻ってからはこの発破技士の免許が役に立ったことはないし、今後もないだろう(あったら怖い)でも幹線道路や鉄道沿線で立ち退かないで頑張っている家を見ると、つい「あそことあそこに仕掛ければ0.5秒で片付くな」と正直思うんだy、、、思ってないよ、まったく考えたこともないですよ。播磨工業地帯のだだっぴろい工場、果てしなく続く原価計算や組合交渉、気が滅入るようなISO認定更新の準備、一方で休憩時間に現場行ってする底抜けのバカ話、、、、時折パス入れからこの免許証を取り出して眺めていると当時のことを思い出します。やっぱ現場系のスキルはイイ(・∀・)!!にほんブログ村