2008/12/12(金)07:44
美しい立ち振る舞いを
白鳥の湖じゃないんだから
最近お辞儀のマナーが変わってきているのか,見ていて気になってしまう。
それは,鳩尾の下の辺りで両手を組んで頭を下げるやり方だ。
会釈の場合は,両手はスラックスの側線に軽く添えて行うのを教えないのだろうか。
なぜ前で組んで頭を下げるのだろう?
もっとひどいのが,九州新幹線のつばめレディーのお姉さんたちだ。
どのおねえさんも片方の足を前に出して,手は前に組んで頭を下げられる。
先日大阪に行くとき,新八代乗り換えたときの御ねえさんは右足を大きく前に出し,頭を下げられた。
まるでバレエ白鳥の湖のオープニングの白鳥さんのようだった。
敬礼程度のお辞儀でよいのだが,もう一度お辞儀の基本を学んで欲しいものだ。
「あなたのお辞儀マナーはちゃんと出来ていますか?」
「マナァ」
(くるジィーー)
■お辞儀のマナー
I 会釈・・・軽いお辞儀
約15度ほど体を前に倒し、視線は1.5メートルのところに落とす。
(人とすれ違う、お茶を出す、人の前を通る時に使う軽いお辞儀の仕方)
II 敬礼・・・一般的なお辞儀
約30度ほど体を倒し、視線は60センチ先に落とす。
(出社や退社、応接室への出入り、上司の指示をうけたときなどに使用する)
III 最敬礼・・・最も丁寧なお辞儀
約45度ほど体を前に倒し、視線は自分の足元をみる。
(深い感謝、謝罪の気持ちを伝える、無理を頼む、紹介を受けたときなどに使用する)