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2011/12/05(月)19:57

大笑いした

平凡な日々(407)

長崎に住む叔父から,「自分の同級生の植木栽培農家に行き,犬槙の苗を10本くらい買って送ってくれ。」と電話があった。 早速,午前中にそこへ行った。同じ市内でもまったく用事がないところだったが,さすがは人間カーナビ(自分で言うか!!)一発で辿り着いた。 着いたのは午前11時前,朝の作業が終わって休憩中だったが家に入ると強烈な焼酎の臭いがした。 (朝から晩酌か?) 「おはようございます,長崎のTの甥です。」 「今,朝ン仕事が済んで,茶上がり(休憩)じゃっ,おはんもこけ来て茶どん飲ンみゃんせ。」 お茶をいただいていると,再放送の『水戸黄門』が始まった。 すると「こよ(これを)見らにゃならんで,こいが(これが)終わるまで待っとってくいやんな(待っていてね)。こや(これは)おもしとかでやなぁ(面白いよね)。」 内心では『こんちくしょう,早く帰りたいのに』と思いながらも口では「いいですよ。」と言いながら,家から出て庭を見ていた。 すると奥さんから諭されて,しぶしぶ御腰を上げて苗木を掘り起こしてくれた。 12,3本の苗木を掘り出し根っこをドンゴロスで包み送れるようにしてくれたが,根の包み込みなどは奥さんの担当らしく手際が悪かった。 そのたびに奥さんが「まこて,こんひとは下手くそじゃっで。(まったくこの人は下手くそなんだから)」 「こげんた,おやしたこっがなかでわい。(こんなことは俺はしたことがないから)」。 このやり取りを聴いていて大笑いしたと同時に,よめさんがいなければなんにもできないあのおっちゃんを思い出してしまった。

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