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カテゴリ:オーデイオ
バイアンプ方式の中高音として長らく使い込んできたのはハーベスHLコンパクトでしたが、B&Wのダイアモンドツイーターの音が気になりだして、先日ネットオークションに出ていた現行品805D3の一つ前のB&W805SDを買ってしまいました。
いまだに人気も高くて、新品の半値位なら…と考えていましたが、なんと7掛け近くまで跳ね上がってしまって。 こちらも乗りかかった船だから意地になって喧嘩です(笑)。 40万近くなってさすがに先方さんも諦めたらしく落札できました。 落札の翌々日には我が家に届きましたが、オリジナルの元箱に入った新品同様の極上の品物でしたのでひとまず安心しました。ピアノブラックにもつやがあります。 早速セッティングですが、台はとりあえずダイアトーンDS500用が眠っていたのでそれを流用しました。 部屋が狭いので、側壁から何十センチ、後壁から何十センチ、間隔は何メートルなんて言ってられません。とにかく目いっぱい広げて仮設置です。 合わせるアンプは、上段左側のキット自作の300BPP(40W/ch)モノアンプ2台。 低域用の38cmウーハーには右下段のローテルRB1090(380W/ch)アンプを使います。 試聴用ソースとしてはJVCのXRCD(20bit K2)シリーズのジャズを聴いてみました。 1 ライオネル・ハンプトンMack The Knife(GML-xrcd-30341) 2 Jheena Lodwickベストコレクション(XRCD24 NT011) 3 JVC xrcd sampler(vicj 60086) 以上の3枚。 いずれも透明度、キレ味、ダイナミックレンジ共に抜群のCDです。 すべてパソコンにリッピングしてあるのでPCオーディオでの再生です。 比較はあくまでハーベスHLコンパクトとの変化ですので、あまり参考にならないかも知れません。 先ずはハンプトンのヴィブラフォン。 ベールが1枚剥がれたような透明な音。クールと表現したい。 ヴァイブの音がコロコロ弾んで伸びの良い音が天井いっぱいに広がる。 音像の定位も良く、各楽器の配置が鮮明です。 次にジーナのボーカルを聴いてみます。 ソプラノSAXと極低ベース音から始まるこのCD。いつ聴いても気持ちよい出だしだ。 ボーカルは音像定位の良さで中央でピッタリ。 すばらしい!。 最後はJVCのサンプラーCD。 プレミアムがついてきれいなジャケットなら高値で取引されている。 この805SDはジャズもいけるね。 あくまで透明な音はダイアモンドツイーターの賜物かな?。 さりげなく聴くというより音楽を探る感じになってしまうのが難点か?。 ざっとこんな感じですが、 音が透明過ぎて冷たく固い感じを受けた。モニター系スピーカーの宿命でしょうか?。 重箱の隅を突っつくには最高ですね。 でもあまりにクリアーな音なので温かみが薄く聴き疲れがします。 重箱を丸く拭くならハーベスの方がいいですね。演歌も最高だしさりげなく聴くならやはりこっちですね。 次回はクラシックをレポートしてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.22 21:53:42
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