GW(2日目)その2
今回立ち寄りたかった場所、日田彦山線のバス転換区間でした。路線名の由来でもある彦山、その駅舎が取り壊しを開始したとのことでして、もし取り壊しが終わる前に一部だけでも見ることができたならと立ち寄りました。まずは終着駅となる添田駅昔々、添田線に乗車していた頃は何度も乗り降りしていましたが、当時の駅舎は既に無く妙に離れた位置に駅舎は移っていました。彦山に向かう途中の駅、線路は残っていましたが既に錆びており草も生えています。さて・・彦山駅です。GW中ということもあり工事関係者の方もいましたが作業は休みでした。駅本体の取り壊しはこれからのようで・・。工事箇所と反対側に回ると、普通にホームに入ることができました。工事関係者の方がプレハブにおられたので会釈を・・。もう抜け殻となった駅でした。線路は無く駅名標も外されていました。この景色もただの平地になってしまいます。隣の筑前岩屋駅。こちらも線路・枕木が剥がされていました。かつての撮影名所。ツツジは咲いていますが列車が走ることはもう二度とありません。アーチ橋の風景、ここも昔レンゲを入れて撮りました。無いのは列車だけです。災害からもう4年も経ちますが、川には石が転がっています。彦山から東峰村に向かう途中の道中、東峰村に入る看板にはアーチ橋を渡る列車の絵が描かれていました。見ていると何とも腹立たしく思えてきました。鉄道を辞めるならアーチ橋も壊してくれ、路線名も「日田」「彦山」が関係ないなら田川線にでも変えてくれ、中途半端にBRT化なんて無用な工事で税金使うな、使うなら線路復活させてお得意の観光列車でも走らせろよという気持ちです。鉄道が採算取れない不要のものであると言うのなら、これでもかという位痕跡残らず消し去る覚悟で取り組んで欲しかったですね。