喉元過ぎれば

2013/02/12(火)06:32

趣味たるもの

写真(486)

3連休を利用して家族のもとに帰ってきた。 これだけだと聞こえは良いが、往復2日はそれぞれ途中寄り道して撮影、間も出かけているのだから始末に負えない。 1日目は広島で高速を途中下車しセノハチへ。 ここで貨物列車を撮影する。 5名ほどの同業者と話をするが、まぁ皆さんの濃いこと濃いこと・・。話も盛り上がり、列車の待ち時間もあまり暇に感じなかった。 中でも神戸から来られた方、車中泊をし過ぎてヘルニアを患うとか常紋峠に行かれる辺りは相当の鉄分である。(私もフィルムカメラ2台にデジタルそして645を持ち歩いてヘルニアになっているので人のことは言えない・・。)こうした趣味の世界を仕事をこなしながら突っ走るあたりは共感してしまう。 セノハチで撮ったのがこちら。 縦位置の写真、ピントが合っていない。この機関車は貨物列車を後押しするための機関車である。走行中に列車を切り離すためにデッキがついている。(今は走行中の切り離しは無くなっているが)きっちりとピントが合っていれば・・悔やんでも仕方がない。 2日目はこういった写真を撮っていた。 関西空港で撮影。橋を渡る列車が組み合わされればいいが、流石にそれは贅沢。ジャンボジェットを撮りたかったがタイミングが合わなかった。 ここも結構な数のカメラマンがいる。まわりのカメラマンの動きを見ているといつどんな飛行機がやってくるのか実によく解る。 そして帰り道の寄り道。 岩国空港である。ここは民間空港と米軍基地が一緒になっている。 民間の飛行機の後ろに大型の輸送機が飛んでいるのが何とも珍しい。 結構な数のカメラマンがおり、この日の目玉はハリアーであった。 垂直離発着ができるせいか、F15と比べて妙に短い距離で離陸して飛んで行った。 この飛行場だが、撮影場所から滑走路までの距離が遠く相当な超望遠でないと飛行機は撮れない。カメラマンのレンズを見ると結構なレンズがゾロゾロと並んでいる。 民間機と違って時刻表がある訳ではないが、車の中で無線を聴いているカメラマンが飛行機が動くたびに車からゾロゾロ出てくるので撮り逃がしの危険性は無い。 人のことは言えないが、セノハチに居た人達を含め一体幾ら給料からつぎ込んでいるのだろうかと思う事もある。給料の多寡はあるにせよ、飛行機も列車もレンズ1本とってもかなりの値段である。飛行機を撮るレンズも本格的なものでは軽自動車と値段は変わらない。 人間好きな事にはお金をつぎ込むことが良く解る。 いい加減なものだとは思うが、仕事だったらとても覚えないような記憶力や応用力を働かせる、時間を工夫するなど、もう少しその動きを仕事に使ってはどうかと我が身を含んで思わない訳ではないが、実際趣味にのめり込む人の中には趣味を行うために仕事を手際よくやりくりしたり資金繰りに必死に働く人も多い。 趣味だからこそ為せる業というか何というか・・・。

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