喉元過ぎれば

2022/12/20(火)21:12

PEN-Fの憂鬱

カメラ(261)

PEN-FっていってもデジタルのPEN-Fです。 どちらもPEN-Fですが デジタルのPEN-F、開発陣の思いがこれでもかという位詰まったカメラでして形だけで無く、カラー&モノクロのプロファイルなど色々な機能を備えてもいます。 一方で高性能過ぎたのか、故障は多く(私の使い方にも非はありますけど)正常に動かない故障も頻発し、カメラのキタムラの5年保証を散々使いまくって最後には基盤交換にまで至りました。 そして今、5年保証も修了した中でこのカメラ・・・すぐに電池残量が無くなるという症状が出ています。まぁ予備電池も含めPEN-FのBLN-1という電池、PEN-F以前に所有していたE-P5・E-M1でも使い回しておりまして、古いものは2013年製、新しいものでも2019年製と・・カメラでは無く電池側、更には充電器に問題があるようにも思えます。 ただどこに問題があるのか一目瞭然に判断する術は無く,正直遠出するときにPEN-Fだけを持ってフラリと出かける勇気はありません。 と言うことで・・今回社外品の残量表示付きの電池&充電器を買うことにしまして、カメラ側に問題が無いことを祈りつつPEN-Fを使い続けることに。 PEN-FにはE-P7というカラー&モノクロプロファイル機能を引き継いだ現行機種もありますが、E-P7には構図をのぞき見るファインダーがありません(この点がクソボケ!といいたいところ)。 ファインダーが無いとねぇ・・・望遠でカメラは固定できないし、外の光の影響で色彩や明るさの確認はできないし・・となんで大事なものを取り去るのか? だったらE-P7にファインダーがあればPEN-F売っぱらってますか?えっ?と言われると・・・手元に残しているでしょうね。PEN-Fの佇まい・シャッター音など機能とは別の良さが、文句言いながらも手放さない理由ですね(実際、PEN-Fの下取り相場は今も高いです)。 ふと思い出したのは、オリンパスPEN-EMというカメラの存在。 色々と機能を詰め込んだ結果、故障が頻発しメーカーも自主回収に踏み切ったとか・・ヤフオクにたまに出品されていますが、「動かない」という説明がつきまとっているカメラです。フィルムのPENシリーズ(特にFシリーズ)、やOMシリーズも一緒ですけど、オリンパスのカメラの特徴である「無いものは造れ」という精神、やりたいことを独創的に作り上げる姿勢はデジタルのPEN-Fにも受け継がれているのでしょうね。

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