2020年07月08日

OM2桁

(2)
カテゴリ:カメラ
何やら集まってしまったOMの2桁シリーズ
それぞれの販売台数がどの位なのかは判りませんが、一番売れたのはOM10なんでしょう。実際ヤフオクでも多く流通しています。

OM10の一番の魅力は取って付け感とでもいいますか・・ビス剥き出しのデザインとマニュアルアダプターでしょう。
マニュアル露出をわざわざアダプターで可能にするなんて、当時の他社カメラを見るとキャノンAV-1・ニコンEM・ペンタックスME・ミノルタX-7など皆マニュアル露出で撮りたければ上位機種を買えという設定、わざわざアダプターで救いの手を差し伸べる物好きもなかなかのものです。
それでもヤフオクに流通していると言うことはそれ相応に売れたという結果の現れ、TTLダイレクト測光に憧れつつもOM-2を買えなかった人達の救いであった事は想像できます。
(大場久美子のCMの影響も捨てきれませんが)


で、次がOM20。友人が使っていたカメラでもありましたが、OM10に対して改良をしています・・にも関わらず、そんなに売れていたという印象がありません。
OM10と比較すると、スクリーンが明るくなった、モードラが使えるようになった、とこれだけでも充分かと思うのですが。ちなみにヤフオクでの流通を見るとジャンクとして不動の状態が多く、タマ数もOM30の方が多いような気がします。


テレビCMを見たときあまりの技術に驚いた記憶があります。
モードラ・ワインダーと連携して、ピントが合った瞬間にシャッターが切れるという機能にただただ「スゲー」と。
軍幹部のデザインもすっきりしております。ミノルタα7000が出る前の一眼レフが変わり行く前の最後の恐竜時代を謳歌したカメラだったのかもしれません。
このカメラ、LR44電池が5個(他のOMは2個)必要とされるなど面倒なところもありますが、意外な長所としてシャッターダイヤルのメモリがボディの側面にありまして、三脚を据えて撮るときには目盛りを確認しやすいです。
(今みたいにファインダー内で設定を全て確認できる時代ではないですから)


ある意味、珍品の部類かもしれません。
ミノルタα7000と同時期に発売された日陰者のOM40
OM-2SPの廉価版なのでしょうが、OM-2SPがOM-4やOM-3と同時期に発売され、オリンパスの勢いが注目された頃のカメラだったことと比べると、あまりにもタイミングが悪すぎました。
ただ、OM2桁シリーズ歴代の安っぽいシャッター音に対して、このカメラだけは妙に比較的高級な音がします。OM-2SPより品が良い音かもしれません。
ヤフオクではあまり見かけません・・というか、この時代のカメラ全般に言えるのはボディグリップにゴムを使い出したことで、ゴムの加水分解によるベタベタな劣化が酷く売り物にならないんでしょうね。





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最終更新日  2020年07月08日 21時17分37秒
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