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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3076)
カテゴリ:産地の情報
昔はうっとうしい梅雨の時期になると梅雨明けにならないかしら?思ったものですが、食関連の仕事をするようになってからは、この梅雨時の雨がうれしいと思うようになりました。だって、梅雨の雨がなかったら干ばつですからね。
しかし、ここ数年お天気がオカシイのは皆さんもご存知でしょう。 今年はどうかな?と心配していたら、やはり今年の天候もオカシイようです。 先日、新潟の農家さんから電話がありました。 「いや~、バケツの底をひっくり返すとはこのことだね。2~3日前まで雨不足で大豆が干上がってしまうからどうしようと思っていたのに、その後はどしゃぶり。それも通常の降り方じゃないからね」 「今は、大豆畑が水没してしまったんだ。今度は根腐れを心配しないといけない。 本当にオカシイよ」 一昨日、千葉から連絡がありました。 「代表的な夏の露地野菜の胡瓜とナスが品不足。花が咲いても実が大きくならないものや、花が散ってしまって実にもならないのばかり」 昨年も全国各地で天候異変が云われ、さらに台風が10個以上も上陸した前代未聞の年でした。今年は何とかそういう異変の少ない年であるようにと祈っていたのですが、こればっかりは何とも言えません。 以前、青森県出身の文豪、故太宰治氏が故郷の津軽地方の凶作について調べた文献を見たことがありますが、凶作の翌年の前後は必ず凶作で、大凶作・小凶作・凶作といった具合に連続で起きるんです。 津軽地方は冷害による凶作ですが、豊作の年なんて数十年に一度くらいの割合でした。 一方、豊作になると今度は生産調整したり出荷調整の名の元に作物を廃棄処分したりするんですから。農家にとって何が良いのか分かりません。 CO2による地球温暖化の影響ではないかと云われていますが、海も山もすべて汚染されている昨今、何があっても不思議じゃないのかも知れません。 何となく気分が重くなってしまいますね。 明日は晴れやかな気持ちでブログを書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月08日 18時00分13秒
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