幸せなコガネ虫~豊かな成功への道~

2007/02/20(火)03:07

幸せのちから・それでもボクはやってない

感性(154)

ものすご~~く久しぶりに映画を観に行きました。 それも2本も! 映画館の会員証観ると、前回観に行ったのはおととしの秋なので、 1年半ぶりくらいですね。 前回観たのはたぶん「ハウルの動く城」だったと思います。 もともと僕は映画好きなんだけど、 どうせ映画観に行くなら、夫婦そろっていきたいもの。 映画を観てその場の空気を共有するのって楽しいもんね。 読書ではできない楽しみです。 でも、夫婦そろって行くとなるとお互いの好みの違いとかがあわないと、 なかなか行けないって感じになってきて、 久しく観に行っていませんでした。 もう、好きなことやるのに、そんな制約とっぱらっちゃえ~♪ ってことで、 メンズデー1000円の映画料金なのをいいことに、 僕一人だけで観てきちゃいました。(^^) あ、もちろん奥さんには事前に言ってありますよ。 今日選んだ2本は、2つとも知り合いの方のお勧め映画。 最初に観た「幸せのちから」は、 なにやってもうまく行かず、貧困と不幸のどん底まで落とされた男が、 持ち前のポジティブさとガッツで、夢を手にする過程を描いてます。 たぶんハッピーエンドになるんだろうなとは思ってみてましたけど、 これでもかこれでもかの不運の連続に、見ているこっちまで泣けそうになります。 2時間弱の映画なので、映画としてはそんなに長いほうではないのですが、 「早くハッピーエンドを見せてくれ~!」 って心の中で祈りながら観てました。 主人公はウィル・スミスが演じてます。 実話を元にした映画だとのこと。 「あきらめなければ夢は叶う!」 という気持ちを味わいたい方におすすめ♪ 2本目の「それでもボクはやってない」は、 「Shall We ダンス?」の周防正行監督の作品。 前作とはうって変わって、社会派セミドキュメンタリータッチの映画です。 「電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く」作品。 「Shall We ダンス?」とか「シコふんじゃった」のコミカルテイストを期待してはいけません。はっきりいってむちゃくちゃ重い作品です。 でも、ここに描かれているのは、きっと社会のどこかで実際に行われている事実なのです。 マンガの「ナニワ金融道」や「カバチタレ」と同じように、普段我々があまり目にする機会のない世界の現実を切り取ってみせてくれます。 警察、検事、裁判所がどういったところか。 たまに新聞で取りざたされる冤罪事件が、いかに簡単に生まれてしまうかということが分かります。 この映画を見て感じたことは、 ◆人は間違える生き物である。 ◆人は思い込みを現実と判断してしまう。 ◆まったく悪意がなくても、結果として人に悪い影響を与えることがある。 ◆裁判所というのは真実かどうかを判断する所ではない。 ◆真実というのはだれにも証明することはできなくて、自分の心しか知り得ない。 捉え方によっては、現実社会に失望してしまうかもしれません。 でも、楽天的に考えると、周りの判断に左右されて生きるよりは、 自分の良心に従った生き方をしたほうがいい。 という考え方を、日常に活かすこともできると思いました。 いや~、映画ってほんとに楽しいもんですね~。 もっといっぱい観たくなっちゃいました(^^)

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