エクトプラズムを見た!

2007/09/06(木)17:45

Psychedelic Insanity

音楽(69)

台風が来てますね。 今静岡も暴風雨です。静岡、狙われています。 雨戸閉めたりして。 今日はそんなわけで、ずっと耳が痛いです。 気圧のせいです。 今日は久しぶりにピアノを弾きました。 何故なら、母が「ピアノ売ろうかな」と言い出したから、というのと、この暴風雨に乗じて 近所に下手なピアノをさらす気遣いが少なくて済むと思ったからです。 でも、ただでさえ頭がボーっとしているのに、楽譜と鍵盤の視線の往復により、目が回りました。 三半規管が弱いのですわたし。 でも楽しかったです。また後で弾こう。 さて、昨日一昨日の東京行きの話。 1日にも錦糸町まで行きましたが、3日後にまた東京。 今回のメインは、4日に渋谷オンエアウエストで行われたアリプロジェクトのライブ、 「暗黒サイケデリックツアー」初日に参加するためです。 お金の余裕があれば名古屋とか29日の東京厚生年金会館とかも参加したいところですが。 なにしろ無いので。 でもアリプロのライブは初参加ですので、とっても楽しみにしていました。 演奏会や舞台はいろいろ見に行ってますが、こういう類のライブってCASCADEの解散ライブ 以来ですから、もう4年くらい前のことです。 前の日記にも書きましたが、今回は鈴亞さんと一緒に行きました。 鈴亞さんがチケット取ってくれたので。 鈴亞さんは2回目だそうです。 それで、その鈴亞さんがわたしに「着物で行きますか?」と聞きました。 わたし、そんないろいろ見に行ったりはしていなくて、同じ人は何度も見てるんですけれど。 カスケードとマリスとラクリマと小島麻由美さんと後はメジャーじゃないバンド数組の ライブのみで。 で、わたしが知ってるライブというのは、ダイブする人が居たりとかして、前の方はもう もみくちゃになるし、人はぎゅうぎゅうだし、みんな踊り狂ったりするし、でも前の方で 見たいし。というものです。 昔は今より気力も体力もあったから、というのもありますけれど。 だからライブには「動き易い服装」が鉄則でした。 ライブ後には汗びしょびしょで、温泉入ったみたいに肌がつるつるになったものです。 そして大体、人に揉まれるので、会場から出てくると擦り傷とかがどこかしらにあったものです。 喉も痛くなるし。 マリスのライブには、ゴスロリ服着てる人やメンバーのコスプレしてる人も沢山いますけれど、 でもみんな始まっちゃえば同じで、帰りはみんなヨレヨレでした。 そんなんしか知らないので、わたしは「着物で行く」という発想など、よぎりもしなかったの ですけれど、鈴亞さんがそう聴くので、「アリプロのライブは着物で行っても平気な感じなの でしょうか?」と聞きました。 「大丈夫だと思います、みんな大人しいから」という返事が来て。 だからちょっと悩みましたけれど、結局着物は着ませんでしたよ。 ライブはともかく、移動中が暑いしね。 それに半分疑ってたしw 着物でも平気なライブなんてw でも結果的には、「着物でも全然問題ない」と思いました。 その着物がポリの洗える着物、じゃなくても。 正絹の着物でも全然平気でした。 というのも、アリプロのライブは本当に本当に大人しかったです。お客さんが。 わたしたちは解放されていた2階席で見ました。 2階席というところに初めて行ったんですけれど、イスみたいなのがついてました。 始まるまで座って待ってました。 オールスタンディングのライブなので、始まったら立つだろうと思って。 で、客電が消えて「始まるぞ!」という雰囲気になったのに!なったのに! わたしが今まで行ったライブでは、小島さんのライブでさえも(曲がそれほど激しくないという 意味です)客電が消えたら歓声が上がりました。 でもアリプロライブではみんな大人しくしてました。 2階席では立つ人も居ませんでした。1階フロアは見えなかったので分かりませんが。 まあでもメンバーが出てきたら立つだろうと思って。 スモーク焚かれて、音が鳴り始め、片倉さんやらヴァイオリン隊の2人が出てきましたが、 ここでも何の歓声も上がりません。 そして待ちに待ったアリカさん登場!! 興奮するわたし。 しかしやっぱり誰も立たないし、歓声もなし。「アリカさ~ん!」とかも無し。 曲が始まっても、みんな全然動きません。 真剣にみつめては居ますけれど。 アリプロの曲は、静かで美しい系の曲もたくさんありますけれど、今回の演目ではそういうのは 2曲くらいで。 後はみんな打ち込み系の曲だったのに。 そこに音楽が流れているのに、大人しくしてるなんて、信じられない光景を見ました。 まあでも周りの人に迷惑かけると悪いので、わたしも大人しめにはしていましたけれど。 かなり欲求不満というか、不完全燃焼感が残りました。 だってさ、舞台に時々ドラァグクイーンの踊り子さんが出てくるのですが、その人たちと アリカさんが同じ振り付けで踊ったりもするんです。 そういうのはさ、普通お客も一緒に踊るでしょうが! コーラスとか合いの手的なところとか、そういうところは一緒に歌うでしょうが! と思ったんですけれど。だれもやらない。 不思議。 アリカさんたち、淋しくないのかなあ? わかんないけど。 わたしは初参加だから。 もしかしたらアリプロとしてはこういう形が理想なのかも知れないけれど。 ちょっとびっくり。 結論から言いますと、わたしこんな大人しいライブは初めて見ました。 1階は見えなかったとは言え、前回は1階で参加した鈴亞さんは「1階も同じくらい大人しいですよ」 と言っていたから、きっと同じような感じだったのでしょう。 とてもびっくり。 いや、楽しみ方は人それぞれだから、他のバンドや自分の感覚と比べることには何の意味も 無いとは思うのだけれど。 それにしてもおとなしすぎやしませんか? ライブハウスでやる意味があるのかしら? これはお客さんの感想。 ステージ上のアリプロの熱気はまた別の話。2に続きます。 えっと、もう一つ書きたいこと。 それはお客の層が面白かったこと。 わたしが今まで行ったライブは、殆ど女でした、お客。 男はチラホラしか居なかった。 小島さんのライブは、半々くらいでしたけれど。 アリプロも半々くらいでした。 女の子は、ロリ服着てる人も沢山いましたけれど、予想してたよりは少なかったです。 完璧に作り上げてる子もいました。顔の作りはともかく、意思の問題です。 成り切るというか、精神からゴスロリ!という。 マナさんの意思がしっかり伝わってる方たち。いや、マナさんを意識してるかはわかんないけどw その反面、何故そこで手を抜くんだ!という人も多かったです。 服はそういうブランドで買えばちゃんとしてますけれど、ただそれを着ればいいてもんじゃ ないんです。 わたくし、自分がそういうのを着る趣味は今のところないですけれど、作るのは興味あるし、 そういう世界は大好きですし、着てる子を見るのも大好きです。 が、その分、審査の目は厳しいです!w 服だけそういうのを着て、頭はボサボサとか、体型が緩んでるとか、言葉や態度が成ってない とか。 全て自分で何とかできる問題なのですから、もうちょっと気をつけていただきたいです。 折角なのに。 まあこれは、マリスのファン等にも言えることなんですけれど。 それが出来ないのなら、そんな服に手をだしては行けません。 それで男の方は。 わたし余りそういう偏見は持ちたくないし、持ってないとも思うのですが、所謂「オタク」的な イメージの方が多かったです。 恐らく、アニメファンかと思われます。 アリプロ、アニソンいろいろ唄っているので。 こう、ナンと言うか、小太りかひょろひょろの人が多く、サイズが微妙なTシャツ着てリュック みたいな。 いやいや、別にそれでも良いんですけれど。 中には「音楽ファン」という感じの方も居ました。 新宿のタワレコ(新宿のしか行ったことないので)によくいるような。 ちょっとロックテイストの。カスケの男ファンにも多い感じ。 ミュージシャンのライブであれ、クラシックの演奏会であれ、其の他舞台作品であれ、 わたしは、そこに行くに相応しい恰好をしていくことはマナーだと思います。 別にドレス着て演奏会に行け!という意味じゃないですよ。そんなのわたしも着ないし。 でもその内容やら出演者やらを思い浮かべて、どんな恰好で行くかを考えることも楽しみの 一つだと思うし、その会の雰囲気にも関わるじゃないですか。 舞台の上に立ってる人だけが、その会を作ってるんじゃないんです。 客席も含めてその日の会が成り立つんですから。 そうじゃなかったら生で見る意味などありません。といっても過言じゃない。 まあ人それぞれなので、わたしがとやかく言えることじゃないですけれど。 「好き」という気持ちがあるのであれば、参加する資格は充分にあるのですけれど。 こんなことなら(色んな意味を含めて)、わたし着物着てくればよかったかも。とちょっと 思いました。 続く。

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