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カテゴリ:推薦図書
Hey!Say!JUMPの「真夜中のシャドーボーイ」、届きました~♪
PVとメイキング、ざっと3回ほど見ましたけれども、素敵なシーン満載ですね^^ 感想は明日書こうと思います。多分2部作くらいにはなると思います。 長いですが、お付き合いください。あ、お付き合いしたくない人は明日は目をつぶると良いです。 それから、低周波治療器が届きました^^待ってたよ~! 早速使ってみてるんだけど、筋肉が勝手に動いて笑えるw くすぐったいとかではないんだけど、めちゃ笑える~ww 非常に楽しい気分になります。 肩こりもほぐれて、更に楽しい気持ちにさせてくれるなんて、優れものです。 シート状のパッドなのに、叩いたり揉んだりしれくてれ偉いです。 それから、シーサーもらいました。万歳してる。凄く楽しそうなシーサー。 何でもらったんだろう?良くわかんないけど、なぜかわたしの物になりました。 只だからいっか。 さて、横溝作品読み返しフェア第7弾(くらい)。 ついに来ました、メジャー処「犬神家の一族」 犬神家の一族改版 毎度の如く、上の写真は改版ので、わたしが集めてるのはこれ↓ 杉本一文さんが表紙を描いてる、角川文庫のシリーズです。 この表紙好き~ すごく雰囲気でてる。他の表紙もそうだけど、杉本さん、色使いが素敵。 犬神家も多分他のバージョンの表紙もあると思うのだけれど、今のところわたしが出会えたのは この1種類のみです。 これは有名な作品なのであらすじは省略します。 なんでも、横溝作品の中で映像化されてる回数第2位だそうですよ。1位は八つ墓村だそうで。 感想を。 何か今回ね、最後の「大円団」のシーンで凄く泣けた。号泣した。 前回読んだのは多分1年ちょい前くらいだと思うのだけど、その時は別に泣くほどじゃ 無かったのに、この1年の間でわたしどうしたんだろう?w 実際、この作品に出てくる事件の関係者たち、みんな可哀想な人たちですよね。 誰か一人というか、どちら側かだけが悪いわけじゃない。 勿論人を殺してしまうのは、理由はどうあれ良いことな訳は無いけれど。 しかもこの事件の場合、犯人の動機だったことそのものが幻だったわけだし。 みんなそれぞれが複雑な思いを抱えてこの場にいるんだと思ったら、急に涙が・・・・ 一番悪いのは佐兵衛だと思いますけどね。 あの人が我慢してれば良かったのに。 愛人なんか作ったりするから、松竹梅の三姉妹があんな辛い思いをしたり、あんな恐ろしい 行動に出たりしなくちゃならなくなるんじゃん! 全部あんたの所為だよ~ 珠世さんにしたって、幸せにしてやるつもりが結局いろいろ厭な思いしなくちゃならなく なったし、佐清さんだって犯罪に加担する羽目になっちゃうし。 佐武佐智も、人としてどうなの?っていう性格的な欠点はあったにしても、それほど悪人な 訳じゃないのに殺されちゃうし。 菊乃さんだって、あんたがちゃんとしないからあんな人生を歩むことになって。 静馬が一番の被害者かもね。 散々だったね。 総てが悪いほうへ行ったね。 可哀想に。 爺さん(父親か)がきちんとけじめつけられなかったがために、コレだけの人が不幸になった。 若林さんの方が可哀想かも。完全に巻き込まれただけだもんね。 古舘さんにしたって、きっと関わりたくなどなかっただろうに。 そういうわけで、全部佐兵衛が悪い。というわたしの結論。 仕事面で有能でも、一族全部を不幸にしてどうすんの!? それは置いておいて。 全体的には、このどろどろした雰囲気が好きです。 「一族」って、魅惑の響きですよね。・・わたしだけ?w 親戚というのとまた違って、何か秘められたものがある感じがして惹かれます。 そしてまたこの犬神一族は「一族」に相応しい人たちばかりで。 那須って行ったことないけど、この作品で描写されてる那須の雰囲気も凄く良いです。 一度行ってみないとね。 他に見所しては、若い耕助。尻っぱしょりでスキーするとか珍しいシーンもあったりして。 それから、珠世さんの描写。 それから、正統派じゃないけど、なかなかに悲惨な見立て殺人の現場。 菊畑のシーンなんて、本当にゾクゾクするね♪ 三種の神器とか、鬼一法眼とか、登場人物の名前とか、いちいち素敵な響きで。 トリックがどうこうという作品じゃないですけれど(とわたしは思う)、雰囲気でひたすら 楽しめる作品です。 だから映像化される回数も多いんだろうなぁ~ また今年も誰かやらないのかな?吾郎の人は個人的には厭なんだけど。 わたしは、しずるの池田さんに是非やって欲しい。それか劇団ひとりに。 古谷一行さんとか石坂さんは年齢的にもう無理でしょ。 犬神家の事件は結構初期の事件だし。 長いけど、割と読みやすいです。一気に読める。 もしわたしが女優だったら、松子の役やりたいなぁ 小夜子もなかなかいいですよね。 可哀想だけどね^^; あ、2006年12月公開のリメイク版「犬神家の一族」の映画。マスミと見に行ったときの日記は こちら 次。関連作品。漫画。 右から。 つのだじろう「犬神家の一族」講談社漫画文庫 全1巻 これね、前回の「悪魔の手毬唄」と同じように、原作をベースにした別の話だよw 凄いよこれ。 犬神一族は犬神憑きの家だということになってるし、何だか新興宗教みたいな、原始的な宗教 みたいな妖しい団体になってるし、トリックもかなり変えられてる。 相変わらず耕助の造形が凄いことになってるし。 これは金田一ファンとして読んだら痛い目にあう作品です。悪魔の手毬唄もそうですが。 耕助が全然耕助じゃないんだもん~ めちゃ意地悪い感じ。 しかしアレね。表紙の絵がリュークっぽいねw 次。真ん中。JET「犬神家の一族」アスカコミックスDX 全1巻 角川書店 他に、アスカコミックスで上下巻でも出てます。内容は同じ。あとがきが違うくらいで。 JETさんは多分漫画家の中で一番横溝作品を漫画化してる人だと思うのですが。 やっぱり愛情が違いますね。本当に横溝作品を愛してる。 だからどの作品も外れは無いです。 だけど、この犬神家は、ちょっと詰まんないかな~と個人的には思いました。 JETさんの絵柄でいくなら、もっともっとドロドロさせて欲しかった。 いろいろ制約はあるのでしょうけれどもね。 でも、途中に入るオリジナルの珠世さんのシーンなんかは凄くいいです。その方が流れが スムーズになる気がする。 多少の変更点はあるものの、基本的には原作に忠実です。 読みやすい。 小説読むのが大変な人は先に漫画読むといいかもしれない。 次。左。 長尾文子「犬神家の一族」サスペリアコミックス 全1巻 秋田書店 実はこれが一番お勧め。 長尾さんの絵が凄く雰囲気あっていいのですよ~♪ 割と神経質な感じの絵で、JETさんと比べたらドロドロ具合は薄いのですけれど。 非日常な感じ、閉鎖された「一族」の雰囲気、松子の表の顔裏の顔、耕助の造形、三姉妹の 和服姿など、凄く良く描かれてます。 それに一番原作に忠実。原作に忠実なことが必ずしもベストではないけれど、この場合、 凄くうまくいってます。 よくこれだけのページ数にまとめたなぁと感心する。 絵はちょっと伊藤潤二っぽい。わたし伊藤さん大好きだからこの人も好きなのかも。 殺人現場の描写も素晴らしい☆ 難点は、なかなか手に入りにくいこと。 見つけたら是非読んでみてください。 長尾さんは他にも何作か横溝作品で描いてます。また順次紹介します^^ 最後に。 ちょっと外れるけどコゲどんぼ「ヨキ、コト、キク。」 CRコミックス 全1巻 犬神家のパロディなんですけど・・・・これについては以前に日記書いてます。 こちら なんかちょっとがっかりな作品です。絵はそれなりにいいんだけどね~ そんな感じ。 おまけで、わたしが書いた「犬神家の一族」相関図。 参考までに。 というわけで、次は「黄金の指紋」ですが、もう今日読み終わってしまいましたので、 明日か明後日に感想書きます。 今はその次の「女が見ていた」を読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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すごい!
何種類の犬神家を知っているんだろう。おぉ~。 相関図になぜかフワちゃんがいる~~~! 見回り的な何かだろうか。 私、しずるはわかっても「池田さん」ですぐピンとでてこないので「劇団ひとり」がいいと思いました♪ 吾郎の人は頭からフケ、ムリに出してた感があった。あの雰囲気になじみきれてないような気がしました。 ひとりさんは、きっといいですよ・・・フフ (2008年10月23日 00時26分19秒)
肩こりさんには必需品ですよね~。
僕は大体の場合威力最大にして使ってますw ふとももの前面に使うと足曲げててもピーンと伸びるのが面白い。が、ふとももは痛いです。 リスクの大きい遊びです。 車の運転中に肩に使ってて事故った人もいるから気をつけて!>< (2008年10月23日 09時52分46秒)
待ってました!!「犬神家の一族」!!
杉本一文さんの表紙絵には、人を、引き寄せるものがありますよね? ちょっと、怖そうなんだけど、もうちょっと見ちゃえ!!見ちゃったよ!!・・・みたいな。 それが、横溝さんの世界とマッチしているのかな? つのだじろうさんの「犬神家」に、最初、興味を持ったのですが、遥さんのお勧めは、長尾文子さんなのですね?(つのださんは、恐怖新聞のイメージが強い。) どちらかでも、見つけたら、読んでみたいなぁ~。 (2008年10月23日 10時09分30秒)
犬神家の一族。アタシ好きです。
横溝正史といったら「これ。」ってイメージなんですけど。映像化第2位なんですね! 知らなかったです。 反対に1位の八墓村はあまりイメージがないです。 アタシの中ではひたすら釣鐘が落ちてくるイメージです。なんなんだろ・・・。(爆) 最後に。 遥さんの相関図。犬神家の相関図をかいている人を始めてみたので、ちょっと笑ってしまいました。 失礼しました~ (2008年10月24日 00時32分21秒)
餅co.deluxeさん
犬神家は、多分漫画でももう1種類あったと思います。作者が誰か記憶にないけれど。 表紙の絵の記憶がある。 ふわこに関しては、今後の活動に差し障りがありますのでノーコメントで。 Gメン的ななにかです。 しずるの池田さんは、頭がもじゃもじゃしてる方です。 でも最近見ないから、今ももじゃもじゃしてるのかどうかわかりませんが。 川島さんは絶対上手いですよね。 期待したいです。 (2008年10月24日 04時20分06秒)
理朱=リシュさん
そんな危険なことしないですよ!小心者ですから^^ 低周波治療機、凄くいいですね~ 病み付きになりそうです。 今もめちゃ叩かれてますw (2008年10月24日 04時21分39秒)
あれんさん
杉本さんと横溝さんの世界観が近いからなのか、本当にぴったりです。 表紙眺めるだけでひと妄想できますね^^ やりすぎずやらなすぎずのバランスも絶妙です。 あれんさんは原作勿論読まれてるでしょうから、つのださんの漫画読んでも大丈夫だと思います。 ただ、覚悟はいるかとw なんかギャグ漫画にも思えてきますよ。 むしろ読んでもらって感想聞きたいくらいですww つのださんの方のが手に入りやすいかもしれません。 珠世さん、恐怖新聞ぽいです! (2008年10月24日 04時24分38秒)
はらまん。さん
わたしはメジャーな横溝作品では「獄門島」が一番すきなんですけれど。 犬神家も良いですよね~ 文字の羅列から湧き上がるイメージが本当にわたし好みです。 わたしも八つ墓村は、大好きというほどでもないんですよね。 勿論嫌いではないですが。他の作品の方が好き。 釣鐘が落ちてくる、のは八つ墓村のイメージですか? ・・釣鐘なんて出てきましたっけ? わたし八つ墓村、1回しか読んでないのですよね^^; 他の作品は何度も読んでるのにw 早く八つ墓村までたどり着きたい! 相関図、結構読む作品では大抵書いてます。 書くと分かりやすいので^^ 時間あくと忘れがちなのですよ、わたしの脳は。 (2008年10月24日 04時28分52秒)
凄い勘違いをしていました~><
釣鐘が落ちてくる作品は獄門島ですよね。確か。 八墓村は額に蝋燭でしたッ! は~;;曖昧な記憶でコメしてしまってすみません。 (2008年10月25日 00時51分01秒)
はらまん。さん
そうですよね^^ 獄門島は釣鐘出てきますね♪ あのシーン、大好きです! 八つ墓村、今度読むときにはちゃんとものにしようと思います! ただ「や」なので、相当後の方です^^; (2008年10月25日 23時51分02秒) |