右往左往日記

2016/01/08(金)17:04

距離の近すぎるママ友

育児(1)

子どもが1歳半になりしっかり歩くようになってから、児童館デビューしました。まだ公園などでは目が離せない時期ですが、児童館は室内でゆったり遊べてある程度保育士さんが関わってくれたりもするので、ママ同士も話がしやすい環境でした。何回か通ううちに顔見知りができ、その中でも子どもの月齢の近かったママと話すようになり、お互い第1子で男の子ということもあり連絡先を交換してママ友になりました。 それまでママ友はいなかったので、私も子供の話ができる友達ができて嬉しかったし、児童館以外にも連絡を取り合って公園などに一緒に行くようになりました。また公園で遊んだ後にどちらかの家で一緒にお昼を食べたり、お付き合いが深まっていきました。 子どもたちはまだ一緒に遊べるような年頃ではなかったけれど、少しは意識しているのかな?という感じもあり、このまま友達になっていけたらいいななどと思っていました。 ママ友はかなりまめな人で、毎日のようにメールがきて、「明日どうする?」みたいなノリで遊びにいくところを決めるようになりました。 1歳児でお互いに専業主婦だったので、特に用事はない時が多く、最初は週2回くらいで会っていたのが、徐々に増え週4日くらいで会うようになりました。 旅行に行けばお土産を買ってきてくれたり、実家からの野菜の贈り物を分けてくれたりとても律儀な人で、その分こちらが同じようにすることも当然といった感じで、頻繁に会い、物々交換するような濃いお付き合いになってきました。 そして平日はほとんど会っているのに、夜には「1日の出来事」みたいなメールがくるようになりました。それがかなりの長文メールで返信に悩み、昼間会い、夜もメールでは距離が近すぎてだんだん付き合いに疲れを感じるようになってきました。 そしてそのうち「一週間の予定表」みたいなものをメールで送ってくるようになりました。 何曜日に公園、何曜日に児童館、みたいな内容で、しかも「予定があわなければ修正してね」と書かれており、なぜスケジュールを管理されているのだろう?と妙な感覚になってきました。 次第に窮屈さを感じてきた私は、実家に行く、母が来る等と理由をつけて、会う日を徐々に減らしていきました。 しかし、ある日実家に行くと言いつつ実は行っていなくて近所で買い物をしているところをばったり会ってしまったのです! 慌てて実家に行くのはキャンセルになったと話し、その場では別れましたが、夜に 「実家に行かなくなったのにどうして連絡くれなかったの?」 とメールが来ました。 なんだか空恐ろしくさえなってきたのと、監視されているような生活に嫌気が差していたので、思い切って「子どもを2人で過ごすペースも大事にしたいので」と返事をしてドキドキしながら返信を待っていても、一向に来ません。そのまま何日過ぎても来ないので、逆に清々していたのですが、なんせ家が近所なのでバッタリ会ってしまいます。 ギスギスするのも大人気ないと思ったので軽く手を振ると、驚いたことに全く知らない人のようにスルー。完全無視されました!もうそれからは、街で会ってもこちらも知らない人のようにすれ違うようになり5年経っています。 ママ友としてお付き合いの距離感が違っていたということで、それまで散々会っていたのにいきなり無視とは驚きましたが、お互い求めていたママ友像が違ったということでしょうか。 このトラブル経験を踏まえ、ママ友とはつかず離れず付き合うという教訓になりました。

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