手話舞台「箱!」&syuwaunit

2007/05/14(月)21:41

盲ろう者の知恵(^^♪と努力!!!

触手話(盲ろう)・・(47)

 盲ろう者宅へfaxの様子を見に行った。  テスト送信で紙を出し文字を書く盲ろう者の方法を見て     な・る・ほ・ど・・・・・・  紙を端から折っていく・・・   そして上から1行書くごとに広げていく。罫線代わりなんだ~ 考えてみれば当たり前のことだけど   それが また見事にまっすぐに書けている  晴眼で罫線が見えていても曲がってしまうお気楽さんには考えられない  とにかく凄いのは電話帳登録してある相手先をダイヤルを順番に押し  キチンと認識してfaxする   だれが何番目って覚えていることも凄い!! 最近は番号登録で名前を入力すれば番号が出て・・・   すっかりお気楽な生活に馴染んだわが身には考えられないこと     そして 翌日 もう一人の盲ろう者宅を訪問・・・・ パソコンの学習中。  盲ろうだから、点字の6点キーで入力。(D F G H J  K)だったかな?  そしてパソコンに接続したブレイルという視覚障害者用のメモ機能付き機器?に  点字が浮かび上がり、それで入力した文字を確認する。   しかし盲ろう者だから独特の声で入力した字を読み上げるのが聞こえるわけではなく 一つ一つ点字で確認していく。  たまたま「亀」という字を入力したくて「かめ」と打った・・・              すると音声は「亀裂」の「き」です。と説明。  先に「ろう」で40歳を過ぎてから「盲」になった盲ろう者なので 漢字の読み方はどちらかというと苦手です。  せめて 鶴亀の「かめ」とか言ってくれると分かりやすいのになあ?  「これ違う」と打ち直しそうになり、思わず「合ってるよ!」  目の前のパソコンの画面が見えて、カーソルを動かせば   すぐに出来る「保存」や「キャンセル」も・・・   ひとつひとつの文章を声で読み上げるのが   点字で出て、それを確認しながら進めていく。  見えてるお気楽なら1秒もかからずできるカーソル移動にも  かなりの手間と時間がかかる・・・・   それでも、一つひとつを気長に学習していく  頭の下がる思いです。    「聞こえない・見えない」障害ということを感じる時間でした。 最近はメールの返信が出来るようになり   これから連絡は出来るだけメールで簡潔に・・・ 連絡手段が一つ確保ができた!   ただ送信したかどうかが、本人には確認できず・・・ 以前、お気楽にメールを入れたらしいが待てども返事がない  それで隣家まで電話を頼みに~   お隣から「たぶん風邪でしんどい。病院に行きたいと書いてあるように思うけど・・」と。 幸い、連絡ができてよかったが、確認の出来ない連絡手段には常に不安がつきまとう。  そしてお気楽は   点字が読めない!!! 以前に必要と学習始めたが挫折した   点字表を持ち、一語一語確認するのでは「盲ろう者」のパソコン以上に時間が・・・ 盲ろう者から、「この内容がおかしい」と手渡された用紙には文字がない!  点字ばかりで・・・・ 「ごめんね。わからんわ~」 やはり、せめて カタコト点字でも覚えないと   反省だけでは前には進めない・・・・・・さてさてさて             

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