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「お前の悲しみを 和らげることもできんのか?」
こんばんわ、朱翼です なんだこの傾向。どうするべきなんだ 弱い仁王が書きたくて仕方がない。どうした俺www 泣きそうなときとか仁王を思い浮かべます すると、あら不思議。 涙 蒸・発★(んな馬鹿な でも夜寝るとき仁王ネタ思い浮かんだよ。マジで 短編にそのうち書きたいですんで、普通に名前入ってますよ 名前は「宝条 茜」ですんで。れっつ飛ばし。日本語かなりおかしいよ 気が付けば“そこ”にいた まだ覚醒しきっていない意識の中理解したのは 四角く、広い大きな部屋にいるということ 壁も床も天井も、全てが白い 大きな部屋だった 重い体を動かし、辺りを見渡せば 部屋の丁度反対方向に愛しい人が横たわっていた 「あか、ね・・・?」 見間違うはずもなく、俺は迷わず駆け寄る だが、触ることは叶わなかった 俺と彼女の間には分厚いガラスが張ってあった 見えるのに、届かない距離がここまでもどかしく感じたのは初めてだった きっと数cmしか厚さが無いだろうに その壁はあまりにも堅く、残酷にも俺と彼女を隔てる 「茜!おい茜!」 名前を呼びながら力一杯ガラスを叩く (いっそこんなガラスなど、壊れてしまえ!畜生、畜生!!) 茜は微かに動き、やがて目を開けた 俺の姿を確認するなり眠そうな表情が一変した 「雅治?!」 俺と同じように、部屋の中央まで茜は駆け寄る そして、同じようにガラスに手をつき、言った 「なに、これ。どうして・・・・どういうこと?」 「分からん。俺もさっき気が付いたとこじゃ」 混乱していた。俺も、茜も 状況が把握しきれないままガラス越しに手を重ねた 相手が居て初めて分かったが、厚さは数cmなんて甘くはなかった 純度が高い所為で分からなかっただけだった。それはに10cmほどあった それ以上あるのかも知れない。もしかしたら、無いのかも知れない だが、俺たちを引き裂くその数cmが とても憎かった 私にしては珍しく初めを決めてます そして最後の一歩手前も(笑 本当に珍しい・・・これはもう書かないフラグかな・・・・ 日に日に弱っていく茜が目の前にいる それなのに 声をかけることは出来ても 抱きしめることは疎か、手を握ることも出来ない せめてもの救いは、茜がガラスの傍から離れないで居てくれること 当然俺も、出来るだけ茜の傍にいようとガラスの横にいる 「雅治・・・」 「ん、どうした?」 「神様、居ると思う?」 突拍子もない彼女の言葉は今に始まったことではない だが、この状況下で今の発言は明らかに・・・・ 「諦めなさんな、俺が傍におるけ」 茜はすでに覚悟を決めていた どちらかは必ずここを出られないであろうと言うことを 俺か茜のどちらかは 死ぬであろうと そして、今弱っているのは茜。この部屋に残ることになるのは茜だろう あの科学者達は喜んで俺をこの部屋から連れ出すだろう 今もおそらく モニター越しに俺たちを見て嗤っていることだろう 一緒に出られないなら せめて。 「茜・・・・俺は」 「雅治、お願い。何にも言わないで」 「じゃけど」 「お願い。私、最期は笑っていたいの。せめて雅治の前では笑っていたいの」 「・・・・なら、俺もお前の前では笑う。最期の最期まで、笑っとるよ」 「約束、ね」 「ああ、約束じゃ」 俺たちは久しぶりに笑った。それは歪な笑みだった 今にも泣きそう2人の顔を 分厚いガラスが映していた 「茜、好いとぅよ」 「私も、大好き」 いつ終わるか分からない2人だけの時間 そろそろあの汚らしい笑みを浮かべた科学者がくるだろう それまでは、最期まで笑うため 愛していると、互いに最後の確認を。 「愛してる」 「俺も愛しとぅ」 音もなく俺の部屋の扉が開いた。ああもう茜と会えなくなる 茜が衰弱していくのと、俺が壊れるの さてどちらが先か 外に出され、他の実験道具にされることを想像していた俺は、 科学者達による予想外の行動に、驚きを隠しきれなかった 「君たちは予想以上の働きをしてくれた。そのささやかなお礼として、間のガラスを取り除こう」 初めて俺たちの前に姿を現したときと同じ 汚らしい笑み 実験体を人と思ってないであろう顔は、どこか満足げだった まだ状況が把握しきれていない俺たちを余所に、 ガラスは科学者達が入ってきたときと同じように 音もなく消えていく 天井に、片付けられたと言うべきなのだろうか とにかく、俺たちの間を隔てていた壁は無くなったのだ 「最後まで笑う、ねぇ・・・泣かせてくれるじゃないか」 ニヤニヤしながら科学者は言う。その言葉を気にする余裕は残念ながら今の俺にはない 状況を把握するだけで精一杯だ 壁が無くなった?ということは、つまり? 俺はどうなる?茜は?生きていられるのか? 茜に触れることが出来るのか? 茜を抱きしめて良いのか? ・・・・・そうだ!茜! 急に思い付いたように俺は茜に振り返った 茜はまだぽかんとした顔で俺を見ている 俺は小さな声で茜と呟くと力一杯抱きしめた 久しぶりに感じる人の体温が温かく 心地よかった 「茜・・・よかっ・・・!もう二度とお前に触れられんかと・・・」 「雅治・・・私もそう思った。よかった、よかった・・・!」 茜は弱くも抱きしめ返してくれた。それがまた 嬉しくて。 いつの間にか泣いている俺と茜は 科学者達の存在など頭になかった そう、冷静に考えればアイツらには利益がないのだ こんな事をしても利益など無いのだ だから、気づくべきだった また音もなく、ガラスが降りてきていることに・・・・ 気づいたときはすでに遅く、俺はガラスと床に挟まれかけていた 急ぎ茜の部屋に体全てを入れ逃げると、いかにも楽しそうな高笑いが聞こえた 高笑いと共に、ガラスは床にピタリ、と また音もなく降りきった まだ続いている楽しげな笑い声に俺も茜も困惑の表情を浮かべる 「助かりました。もしあなた達がこちらの部屋に逃げ込まれたらどうしようかと」 「この部屋に入り口はこちらだけ・・・・つまり、そちらには無いんですよ」 「ガラスは私たちしか降ろせない。これがどういう事か、分かりますか?」 分かる、さ。あの笑い声が全てを物語っていただろうに アイツらは元から俺たちを外に出す気など、無かった むしろ最初からこうするつもりでいたのだ 茜が弱っていたのなら、必然的に俺は茜に駆け寄るだろう そして、ガラスが迫ってきたならば茜の部屋に逃げ込むだろう 弱り動けないであろう茜を引っ張り、俺の部屋に連れ込むなど、考えないだろう 「ご安心を。本当に君たちには助けられた。そのお礼としては・・・・」 ニヤリと嗤う。今までで一番汚く、楽しそうな笑み 薄汚い顔が一層汚く見える笑い方をした 「まず部屋に睡眠ガスを。そのあと一酸化炭素でどうでしょう?苦しまずに、最期まで2人一緒ですよ?」 それでは、そのときをお楽しみに 最後まで笑みを崩さず、科学者達は部屋をあとにした 残された俺たちに あとどれほどの時間があるのか知る術など無く それでも、一緒にという言葉がやけに心に引っかかった 最期の時は刻一刻と迫ってきているであろう そんなことを思いながら、また俺は茜を抱きしめた 今まで傍にいたのに抱きしめられなかった分 今度は優しく、それでも強く 茜と一緒なら、最期を向かえても良いと 簡単に決意できる自分がいた ってな感じで最後に続いていきます。改めて見ると長いな。これに間と最後が入るのか ちょ、何。初めての連載真面目に!?・・・ごめんなさいはっちゃけました でもま、これを夢に見たわけで。起きたとき結構怖かったです 最後はもうほとんどあってないような感じ何ですけどね。でも最後まで書くよ。 土日中に書けたらいいなと。多分短編に置くことになったら文章面倒だからコピペじゃな・・・ 書き直すなんて志高いこと言わないよ!!無理なことは言わないからね! つかもう小説ネタばかりが浮かんで形に出来ない このジレンマをどうにかしてくれたもう。蟲師面白いよ。背景神 俺は限りなく 全てをお前に捧げる お前を守っていきたい 支え続けたい だから 少しでいい ほんの少しでいい 俺を 頼ってくれんか? (じゃないと)(虚しいだけじゃから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 9, 2007 07:41:05 PM
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