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春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

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2010.02.27
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カテゴリ:スポーツ全般
ローソンが東北6県でこんなことをやるらしい。ちょwwwクリアファイル欲しいかもしれないじゃないか!(`・ω・´)なんで東北だけなんだよ、東京でもやってくれよ…。('A`)


朝起きて知る。スイスが完敗したことを。オットさん…。(´・ω・`) なんで日本相手にだけあんなに超覚醒モードだったんだろう…。今度対戦する時は、どうかお手柔らかにお願いします…。中国はカーリングでアジア初のメダル、おめ!コーチが結局留任することになった(仲直りした?)のが大きかったのかも。


ということで、泣いても笑っても今日が最後の女子カーリング。本日決勝。地元カナダ対前回覇者スウェーデン。スウェーデンのスキップはこれも許さない人、ノルベリおばちゃん。とは言っても、日本戦のオットさんの時のような超精密機械の如きショットを、私はまだお目にかかっていなくて、ちょっとそのあたりを楽しみにしていた。


ちなみにスウェーデン、選手5人のうち、姉妹が2組、監督は選手の旦那さん。なんという家内制手工業wチームのまとまりでいったらここが一番かもしれない。ほとんどファミリー。



試合は均衡しながら中盤に。どっちかって言うとこのあたりまではスウェーデンペースだったかも。スキップはお互いアイスの状態を読み切れておらず、って感じだったと思う。


しかし、中盤ノルベリに手痛いミスが出て、そこでカナダが一気に差を広げる。第7エンドからは息もできぬ程の緊迫感。そんな中でカナダが少しずつ押していき押していき、第9エンド、後攻はスウェーデン。得点はカナダ5-4スウェーデンという状況。ここで逆転してラストエンドに突入したかったんだろうけど、それが無理だと分かった段階で、ノルベリ姐さん賭けに出る。カナダに1点取らせてラストエンドも後攻を選択。


カーリングは後攻が圧倒的に有利。だから最初から次のエンドの後攻をどっちが取るか、という事を考えてプランを練る。点を取ると次のエンドは先攻になる。お互いゼロだとそのまま。だから色々考える。後攻の時に1点しか取れないようならいっそゼロにして、次も後攻をチョイスする、とか、先攻のチームが敢えて相手チームに1点を取らせて次のエンドで自分達が後攻になることを選ぶとか、ザラ。


で、ここでノルベリ、6-4になってまでラストエンドで後攻になることを選択。カナダはこの段階でかなり勝利が濃厚で、チーム内でもちらほらと笑顔が見られた。これがあるいは隙を生んだのかも知れない。


ラストエンド、ここもカナダ優勢。ノルベリが投げる都合14投目まで、カナダの勝利は揺るがないかと思われた。ところがここでカナダのスキップ、バーナードがちょっとばかしミスをする。テイクアウトすれば終わり、というところで、スウェーデンのストーンがバックガードに引っかかり、サークル内に留まってしまう。普段のシーンであれば、そんなに致命的なミスでもなかったけれど、ここは決勝戦、しかも試合が決まるかという大事なショット。これを許すようなノルベリではなく。ここをきっかけに見事に起死回生の2点ゲット。これだから後攻を選択したくなるわけだ。カーリングにおいて後攻めがどれだけ有利なのか、今まで見られる試合はほとんど見てきて、つくづく思い知ったけど、この場ほどそれを痛感した時もない。


そのままエクストラエンド、つまりは延長戦。しかしスウェーデンは点を取ったので先攻。要するにカナダが今度は圧倒的に有利。だがしかし、ノルベリ恐るべし。ガードストーンをはじき出せなかったミスがカナダに出た瞬間に攻勢、サークル内にあったカナダのストーンのぴったり手前に自分達のストーンを寄せてくる。これだとよほどうまく当たらないと石ははじき出せない。そこからまたガードを置く、はじく、の応酬。とうとうノルベリのラストショット。

ここでノルベリ、自分のストーンに当てて、カナダのストーンをはじき出し、かつ自分達の2つのストーンはその場にステイ、というショットを見事に成功させる。カナダとしては、スウェーデンの石2つをはじき出すか、とにかくなんでもいいから自分達が一番中心に寄せるか、の選択。しかし後者は位置関係上なかなか難しく、結局ダブルテイクアウト狙い。まあ1つにしかストーンが当たらなくても、自分達がより中心に行けばいいわけで、これはそうするしかなかったと思う。分かりづらかったら、こちらを参照していただけると。っていうか、こんなサイトあったのね…。分かりやすくて、便利。

で、運命のショットが不運にも若干内側に入り、スウェーデンのストーンを弾き出すには至らず。1つが中心付近に残り、スウェーデン敗色濃厚から奇跡の勝利!


カナダのスキップは痛恨のミスだったけど、多分1度「勝った!」と思ったのだろう、そこから気持ちを再び持ち上げるのが難しかったのかも知れない。特にラストエンドからのスウェーデンの粘りは相当なプレッシャーだった筈。ラストショットを外した瞬間の、なんだか諦めたかのような中にほっとしたような感じが残る微笑みが印象的だった。



その瞬間、静まりかえるスタジアム。しかし一呼吸置いて、暖かい拍手が場内を包み込む。いいシーンだった。日本は全く関係ない試合なのに、泣いた・゚・(ノД`)・゚・。もうダメやわし…。スゴイ試合を堪能できて、また最後に鬼気迫るショットの応酬を堪能して、そして最後の感動の瞬間。それはまた終わりを告げる歓声でもある。もうなんだか訳が分からず、とにかく目から汗だか生キセノンだかヒドラジンだか知らないが、出てくる出てくるwいやー、家族誰もいなくて良かったわw


カーリングはメンタルのスポーツ、ということも今日改めて思い知らされた。すげー楽しかった。日本も種類は違えど、こういうプレッシャーの中でやっていたんだろうな…と思うと、また素直に彼女たちに向かって「お疲れ様、ありがとう」と言いたくなる。特に日本は社会や国民が、選手に変なプレッシャーかけるのうまいからなぁ…。目黒さんがどんな気持ちでプレーをしていたのか、わからないけれど、心中を推し量ることは出来る。最後の方は、辛かったかも知れない。


みんなで抱き合って、「ぶちゅー」という音が聞こえてきそうなキスをして、喜びを爆発させるスウェーデンチームに心から拍手を。勝ちを譲る形になってしまったカナダチームにも心から拍手を。そして、良い試合を見せてくれた全ての国の選手達に、心からの拍手と感謝を。始まる前は全く無関心だったこのオリンピックも、こんなに夢中になれた競技があって、ものすごく楽しめた。


長野、ソルトレイク、トリノ、少しずつカーリング見ていたことを思い出し、あの頃の熱狂もそれに伴って思い出してきたけど、どれもこれも長続きしなかった。今度こそカーリングが定着できるように、その第一歩を踏み出せるように、願わずにはいられない。自分にも何かできることないかな…。小林さんがブログで呟いていたサポーターズクラブ、入ろうかな…。



余談ながら、カーリングの後、画面はスピードスケートに移る。そこに映ったのは、チーム青森の面々が楽しそうに応援する風景。(念のため、スピードスケートは録画で、カーリングは生。カーリングの中継でもチーム青森の石崎さんが映っていたようなので、スケート終わってから観戦しに行ったと思われる)みんなリラックスしているようで、ちょっとほっとした。目黒さんだけちょっと何か抱えていそうだったのが、少し気がかりだけど…、それでも気持ちを切り替えて帰ってきてくれそうで、良かった。


さあ、明日でいよいよ最後。男子の決勝。朝8時から。努力しても努力してもなかなか直らなかった生活パターン、カーリングのおかげで修正できそうで、その意味でもカーリングに感謝。(^_^;





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Last updated  2010.02.28 02:15:24



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