春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

先日の「あかつき」のPDF文書の難解な中身が、こちらでわかりやすく解説されていた。ふむふむ。なるほど。JAXAの持ち前の？粘り強さがよく表れていると思う。本来であればこんな異常事態無しで、すんなり金星周回軌道に投入できて、金星の観測ができているのが一番なんだけど、なかなかそうはいかないというのは、まだまだ日本には足りないことがたくさんあるんだ、でもそれを克服するために頑張れば、きっといいことがあるんだ、と神様が煎ってくれているように感じる。JAXAも「あかつき」も頑張って！




TSUTAYAで発見。長いこと探していたので、早速借りてみた。


「宇宙ショーへようこそ」


どこかで「あ、これいいな…」と思ってて、見てみたかったのだ。でも、どこでこの作品を知ったのかは思い出せないw 監督や作画の人のファンというわけでもないし(っていうかぶっちゃけ知らない人w)、どこで知ったんだろう…？


なんというか、正統派？な冒険活劇なんだと思う。ストーリーの展開や、悪役の位置づけとか、最後の戦いとか、主人公達の成長とか、ステージが宇宙、っていうだけで、本質は少年少女が成長していく冒険活劇として、なんら変わりはない。ある意味安心して観ていられる作品。なんというか、水戸黄門を見ている時のような安心感w


作中に、色々と過去の作品へのオマージュというか、リスペクトを込めて、という感じの情景やキャラクターが登場している。どこかのスター・ウォーズで観たような都市だとか、どこかの銀河鉄道の夜を思わせるようなキャラクターだとか、多分他にもいっぱいあったんだろうな…。でも最近こういう過去の作品への云々っていう作品って多いよね…。そういう意味では、実はいささか食傷気味だったりする。まあいいやw (´･ω･)


最近は、変にストーリーに凝ってみたりした結果、わけわかんなくなってしまった作品がままある中で、これだけある意味王道進行で突き進めたのは良かったと思う。最初はいささか退屈でもあるけれど、物語が動き出すにつれ、なかなか楽しめる。子どもたちに見せても安心な内容なだけに、コソコソ隠れて観る必要もないしw


主人公たちもキャラクター分けが出来ていて、ああ、娘ならこの子くらいかな…でもうちの子の方がよっぽどしっかりしてるぞwとか、そういう意味での感情移入とかして遊んでいたw 田舎ならでは？の年齢を超えた団結感というか、みんなの距離感がイイ。犬は…ポチはねぇだろ、ポチは。もうちっといい名前考えてやれよwww でもなんというか、いわゆる教師役だよね…。ドジもするしいい加減なところもあるけれど、大事な部分はしっかりと掴んでいて、ちゃんとそれを子供達に伝えようとする。それに応える子供達も素直でいい子。


で、そうやって周りの人？達に助けられ、成長していく子供達。宇宙人がいるとして、彼らがみなこのような善意に満ちた人達ばかりだとしたら、世界の行く末も明るいんだがなぁ…、とちょっとばかり思ってしまった私は、とうの昔に汚れちまったおっさんだよ(´･ω･｀)


なんていうか、もうちょっと「大人向け」のアニメーション映画だと思っていたら、全年齢対象文科省推薦、ってな感じの良作だった。奇をてらった部分はなく、それがかえってつまらないという人もいるかもしれないけど、私は好きだ。