000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

はにお。

はにお。

Calendar

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News

Freepage List

2011.12.03
XML
カテゴリ:鑑賞系
あああ、やばいもうこんな時間。


遅くなったのは、これを見ていたから。


英国王のスピーチ


劇場で見られない分、最近はDVDにお世話になることが多いな…。(´・ω・)金も時間もないと映画も観る余裕がないのがつらいところ…。ヱヴァQは果たして何回観られることか…。(´・ω・)


話ずれた。現英国女王、エリザベス2世のお父さん、ジョージ6世の話。吃音症だったのね…。知らなかった。しかも半生を調べてみると…子供の頃から大変な苦労を…うーん、っていうかこれって、ほぼ虐待じゃね?帝王教育ってのは、そのへんと紙一重だなぁ…。(´・ω・)


主演俳優さんのコリン・ファースが凄く良い味出してて、観ててほっとできるような、そんなホームドラマ調に仕上がってて、変な大作主義からは離れた、暖かみのある良い作品に仕上がっていると思う。奥さん役の人、どこかで見たことあるよな…、と思ってたら、ハリポタのベラトリクスの人じゃないかww イメージ全然違う。びっくり。さすが女優魂、とでも言うべきか。ここではエキセントリックなサディストでは全く無く、英国民に絶大な人気を誇ったエリザベス王大后を、そのおおらかな性格と愛情深く夫を支える仕草で見事に演じきっている。いやぁ、実際こんな人が王妃だったら、そらみんな惚れますがなw


個人的には王が言語聴覚士のライオネル・ローグに出会って、吃音を克服していくまでの過程をもうちょっと深く掘り下げていってくれたら良かったかな…、と。史実でも厚い友情で結ばれていた2人のようだし、結構有名だったみたいだからそのあたりは詳しい説明は省いたのだろうか。そのへん事情をよく知らない素人?には物足りなく思えたのかもしれない。


過去の辛い記憶を踏み越えていき、第二次大戦という悲惨な時期をまさに英国民と共に乗り越えた(ロンドン空爆、V2がバッキンガム宮殿直撃とかされても逃げなかった)名君として、もうちょっと彼のことを知りたいと思ったし、きっと誠実で暖かみのある人だったんだろうな…、と思えた。癇癪持ちなのはちょっとアレだけどw


時々観るDVDが、こういう暖かい作品だと、ストレスやら何やらで日々疲弊していく心と身体がほっと出来て、すっと心の中に溜まった澱のようなものが抜けていく感じがする。今年観た作品の中でも5本の指に入るような、そんな佳作だったと思う。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.12.04 02:17:26
[鑑賞系] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X