春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

やあ、ちゃんと来たよ、日曜日に。amazonok、それでいいよw ごめんよ疑ったりしてw



「変弦自在」平沢進



うーん、この言い方が適切かどうか分からないし、むしろ適切ではないとは思うけど、敢えて言うなら、




素人にはお勧めできない(ｷﾘｯ




って感じかもw 元々超弩級マイナー？を自称するような人だし、曲自体は美しくてとても素敵、ジャスラックとの絡みでメジャーでないのが人生の損失なレベルで残念。でも、この独特の世界観、初めて聴くには敷居がずば抜けて高いかもしれないw


このアルバムは企画モノで、以前のアルバムからピックアップした曲にストレングスアレンジを付けて再録したもの。簡単に言えばそうなる。でも、元曲を知っていると、これは彼独特の世界観の再構築も兼ねていて、歌う歌詞やメロディは同じでも、そこに広がっている世界は全く違う世界であることを痛感させられる。セルフカヴァーとか、そんなチャチなもんじゃn(ry


と、褒め称えておいて言うのもなんだけど、私はそれでも元曲の方が完成度は上だと思うし、元曲の方が好きだ。世界観の再構築とか言っても、やはりそれは元があるからこそであって、オリジナルには敵わない部分はあると思う。そして、そのオリジナルの世界の方が好きだな…、と思っている人間がここに少なくとも1人存在しているわけでw まあ、一曲の例外を除いて、だけど。


その例外が「トビラ島(パラネシアン・サークル)」。これ、元曲が13分ある。そして前奏が長い。それがイイ！という人も存在するのだろうけど、私はなんだか気乗りしない山歩きを強いられているようで、待ちきれないのだ。頂上に絶景があると分かっていても、不精者としてはぐるぐる山を歩き回りたくないのだw


その点、こちらの還弦曲は9分(それでも9分w)と短くなり、しかも曲の流れ方が完璧。盛り上がり方も完璧。プレイリストの不動のクライマックスの並びの中に、いきなり割り込むことになったくらいに琴線ど真ん中。ぶっちゃけ、この曲が欲しくてこのアルバムを買った。そこは間違いないw


他にもSirenとか、いいな、と思った曲はあるけれど、でもやっぱりこの曲が1番だな…。(´･ω･)全体的に信者？には聴き応えがあるアルバムだと思う。まあ私も信者なわけだがw 問題は、7曲しか収録されていない、ということだ。これで定価2,800円はオタor信者向け価格と言われても仕方がないw


初めて聴くという人は、ニコ動かYouTubeに行って、平沢進で検索すれば山と出てくるから、そこから聴いてみていただければ。その上で、アルバムやDVDに手を出してみればいいと思う。ダメな人は全く駄目だろうけど、少しでも耳馴染みがいいと感じたら、どうか諦めずに聴き込んでみて欲しい。スゴイから、この人w ダテに師匠と呼ばれていない。ネット上2大師匠の1人だぜw (ちなみにもう1人はサッカーの元代表、鈴木隆行だと思っている)


しかし久しぶりにCD買ったなぁ…。(´･ω･)どこぞの利権団体がギャーギャー喚いているけど、CDが売れない理由って、ネットじゃないと思うんだ。この人の活動を見ていると、つくづくそう感じる。