春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

長男が習っているギターの発表会に行ってきた。


この春から習いだしたばかりで、いきなりの発表会言われた時にはびっくりした。しかもアコギ習いに行っていた筈なのに、「エレキでやります」とか言われたしw


曲はビートルズの「Ob-la-di,Ob-la-da」結構軽い感じの曲で、誰もが聴けば「あー、これかぁ」と言う、まあなんというか、その意味ではとってもビートルズらしい曲。個人的にはあんまり面白い曲ではないと思っているけど、でもポール・マッカートニーってやっぱ天才だわwww、と思う曲であったりもする。


で、この曲のキーを上げて、弾きやすい形にして、あとはコードをひたすら練習。CとかG7とか、一生懸命やってたら、案外すらすらと弾けるようになって父は驚いた。意外と筋がいいのかもしれない、とか親バカなこと考えたりもしていたw でもそれは親なら万国共通の思いであるかと（笑）


1人で練習していると、どうしても「走る」ので、CD聴きながらとか、私がアコギで一緒に弾きながらとか（でも何故かCからG7がうまく出来なくて、ぶっちゃけ子供の方が上手く弾いてたw）、弦ぶっちぎったり、夏の暑い最中レスポール背負って（重たいんだこれ）教室通ったり、そこそこ努力をしていたと思うので、それが報われるように祈りつつ、本日。


本来なら私は休日出勤で会社移転の作業の筈だったんだけど、昨日のうちにだいたい終わったので、なんとか見に行くことが出来た。それだけでも良かった。会場は市のホールを借りていたんだけど、ちょっと見ない間にボロっちい建物が随分と瀟洒なガラス張りの建物に変わっていて、時代の流れを感じてしまった超地元民の私。(´･ω･)500人キャパの大ホールに、おそらく家族や関係者しかいなかったと思われる…サバ読んで30人くらい？の贅沢な使い方（笑）


でもその分手作り感一杯で、「こういうのもいいよなぁ…」と思ってしまった。ギター教室の先生がやってるバンドが「このギター教室専属バンドです（笑）」と出てきて、生徒たちのバックバンドを務め、歌い、楽しそうに時間を過ごしていた。弾いてる生徒さん達もみんな緊張しながらも楽しそうにギターを弾いていたのが印象に残った。


寝不足で、正直途中でうつらうつらしてしまった瞬間もあるけれど、でもギターの音を浴びるって、ギター好きな人間にはいい時間だよね。



あ、そうそう、肝心の息子の演奏だけど。いきなりのトップバッターで（経験の浅い人順らしい）、傍目で見ていてもガッチガチになってたけど、それでも無難に弾いて無事に終了。音もだいたい出ていたし、親としてはほっと一安心。長らく家のオブジェと化していたEpiphoneのレスポールも日の目を見ることが出来て良かった(*^-^*)



プログラムが全部終わってから、家族関係者全員ステージ上に乗って、記念撮影してるところなんか、このギター教室の日常の雰囲気が伝わってきて、いいとこ選んだな…、と思った。その写真を1枚1000円くらいで売りつけられたら撤回しようと思ってるけどw


最後に先生から褒められて、来年は曲数増やしましょうね、と言われたので、じゃあ3曲（だいたいみんな3曲弾いてた）で、ギターもソロパート付きでお願いします、と息子に断りもなく勝手に決めておいたw 後でそれ聞いた息子は固まってたけど、1年あればなんとかなるでしょw



関係ないけど、参加していた生徒さんのうち、エレキ抱えた人で若い人の殆どが、男女問わずムスタングかそれ系のギターだったのは…やっぱり「けいおん！」が影響しているんだろうか…？(´･ω･)