しずおか多居夢州(しずおかたいむす)

2009/07/02(木)22:46

南伊豆遊歩道を行く 「千畳敷」

ハイキング(6)

伊豆半島の先端、石廊崎の少し西にある入間地区はきれいな海に自然があふれる小さな集落ですが、これからの季節は海水浴、キャンプと賑わうことでしょう。ここ入間の名所といえば「千畳敷」です、南伊豆遊歩道を歩いて「千畳敷」に行ってみました。遊歩道の入り口は藪に覆われており、登山道のような感じがするきつい勾配の登り道が続きます。藪が開けた所で海が見えました、崖の向こうに見える岩が千畳敷、まだまだ距離がありそうです。 登山道のような道を登りきるとコンクリート舗装の道に出て、ここからはダラダラした下り坂、別ルートでくれば車でも行けそうです。山を見ると三角の岩が、山に“おにぎり”が張り付いたようで不思議、舗装道路の終点は広場になっており、その先はまた歩道になります。こんどは崖を降りる急な下り坂、途中でオーバーハングした岩の下を通るときは、岩が落ちてこないかドキドキしました。海岸に下りたら今度は岩場を伝う道、まるで蜀の桟道のようです。途中、道がすごく細くなっている箇所があって足を滑らしたら海に・・・慎重に足元を確かめて歩いていきました。桟道を抜けたら広い岩場が目の前に広がっていました。千畳敷は釣りのメッカで渡し舟も出ているそうです、釣りをするのにわざわざ山道を歩いていかないですよねぇ。海をのぞくと適度にサラシがあっていかにもメジナが居そうですね。ときおり高い波がくるので要注意。岩場は自然に侵食されてできた穴以外に人工的に切り取られた跡がいくもあり(昔の石切り場跡だそうです)、古代遺跡のようでした。私が行ったときは誰もここにはおらず、絶海の孤島に来たような気分、しばらく秘境に来たような気分を味わってぼーっとしてましたが、波が高くなってきたので退散することにしました。来るときは気が付かなかったけど、崖をなれ落ちる滝が見えました。う~ん、まさに秘境的景色かな。  潮騒の宿 銀の海

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