テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:ボルドー
子供のビンテージウイーク2本目はボルドーにしてみました。最近はWAであまりよい点が付いてないようですが、93年にオーナーが変わって以降、2000年代初頭にかけてのモンブスケはまぎれもなくライジングスターだった記憶があります。私がRWGでかつてテイスティングした2000年前後のVTはいずれも素晴らしいものでした。 黒系果実のコンポートやスーボワ的熟成香に加えて、モカや甘いフルーツケーキのような香りがします。かつて99年や2000年を飲んだときにも感じた香りです。おそらくリリース当初はオークがかなり目立っていたのではと思われますが、今はほどよいアクセントになっている程度です。 味わいの方は2000年のような凝縮感はなく、パーカーさん的に言うとやや「水で薄められた」感は否めません。とはいえ、今の私にはあまり凝縮感の強いワインは逆に辟易としてしまうので、これぐらいでちょうどよいと感じます。バランス的には当初酸が優勢でしたが、ボトル中盤以降調和がとれてきました。 ボトルを寝かせていた面にベッタリと澱が付いていたので、ボトル下部は澱でドロドロかと思いましたが、思いのほか液体内の澱は少なめでした。 小瓶に残して、三日かけて飲みましたが、三日間それほど落ちることもなく楽しませてくれました。 久しぶりに飲んだモンブスケでしたが、なかなか印象的なボトルでした。 近年のビンテージも機会があれば試してみようと思います。 ★★★★ 楽天でシャトー・モンブスケを検索する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年01月20日 17時19分17秒
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