テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:ブルゴーニュ・シャンボールミュジニー
2005〜2013年あたりまで毎年購入していたユドロ・バイエ。早くから飲める作り手ということもあって、2000年台のビンテージは概ね飲み尽くしてしまったと思っていましたが、先日寺田倉庫で09年のレクラのボトルを発見。早速開けてみました。 色調ははっきりとオレンジがかったガーネット。濃厚というほどではありませが、淡いということもなく、中庸を得た色調です。香りは赤や黒のコンポート系の果実に加えてスッとするユーカリ的ニュアンスやシナモン、中国系のスパイス、それにムンムンとしたスーボワ香が感じられます。口に含むと、タンニンが綺麗に溶けこみ、やや過熟感のある果実味とあいまって、かなり熟成を感じる味わい。ガッシリした構造とか緻密な作りというわけではありませんが、なめらかなテクスチャーと適度な熟成感があり、ほどよい状態になっています。フィニッシュはやや苦味を伴い、余韻を複雑にしています。 ユドロバイエ、値段が手頃なこともあって、つい早飲みしてしまうドメーヌですが、定石通り寝かせれば、それに見合う満足感を味わせてくれる生産者だということを再認識しました。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年09月25日 12時01分11秒
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