カテゴリ:語学・資格・学び直し
東京シティガイド検定は、「日本国内外から東京を訪れる旅行者に対して観光案内できる人材を育成するために実施されている検定」で、ご当地検定の先駆けとして2003年11月に第1回試験が実施された。実施主体は、公益財団法人東京観光財団。ツーリストインフォメーションや地下鉄の出口に置かれている各国語の東京案内の小冊子の発行元である。
合格すると、観光ボランティア組織NPO法人の「東京シティガイドクラブ」に加入することができる。また、タクシー運転手が「東京観光タクシードライバー」になるためには、この検定に合格することが条件となっている。そんなこともあって、「ご当地検定」ブームが一段落した今も、当検定は毎年4~500人程度の受験者がいるようだ。 #ちなみに、東京関連でもうひとつ知られた検定として「江戸歴史文化検定」というのがあったが、2020年をもって終了してしまったそうだ。 合格率は年によって変動があるが、ここ2年は80%近くが合格している。この数字を見ても、ごく気楽な検定で、東京生まれ東京育ちの私なら楽勝だろうと高をくくっていたのだが…。 東京シティガイド検定 試験方式は、CBTという、会場に行ってPCを操作して受験する方式。以前受験した簿記の試験がまさにこの方式だった。まずはHPから申し込みを済ませ、公式テキストと過去問を購入した。受験日は自分で選ぶことができるので、とりあえず試験期間終了間際の2月半ばに設定したが、年末年始にまとめて勉強して、調子が良ければ受験日を1月末ぐらいに早めようと考えていた。 内容が総花的でメリハリがなく、どこが重要なのか判りずらい。地図も載っていないし、これだけを頼りに勉強を進めるのはかなりツライなぁと思いつつ、ざっと一読した。 ![]() 過去問題(必要度★★★★★) 過去問は4年分が1650円で販売されている。直近の2024年のものは本番直前にトライすることにして、それ以前の3年分を早速解いてみたのだが、結果は散々なものだった。 2020年 64点 2022年 58点 2023年 68点 3年連続合格点に達せず。 正直、これには焦った。 一応、私はこれでも東京都に半世紀以上住んでいる。全国通訳案内士の資格も保有している。合格率80%近い東京のご当地検定など、ほとんどノー勉で受かるとばかり思っていたのだが、蓋を開けてみたらこの体たらくである。完全に舐めていた。まあでも、結果的にこれでスイッチが入った。 「東京シティガイド検定」合格(その1) 「東京シティガイド検定」合格(その2) 「東京シティガイド検定」合格(その3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年03月06日 14時46分02秒
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