テーマ:今日のワイン(6083)
カテゴリ:イタリア
![]() エッジにはっきりとした紫色が感じられる濃厚なルビー。香りは寡黙で、ブラックベリー、ブラックチェリーなどの黒いフルーツ、丁子などのスパイス、それにミネラルというか、金属的なニュアンスがある。口に含むと、濃厚な果実味の第一印象。酸はジリジリとしていてもっと伸びやかさが欲しいところだが、バランス的に酸不足というほどではない。タンニンは熟しているが非常に豊富。厚味のある果実味は香り同様、金属的なフレーバーを伴う。ふだん飲むワインではあまり感じたない風味だが、そういえば、以前近似品種のジンファンデルで似たような風味のものがあったなぁと思い出した。総じて自分で好んで買う銘柄ではないが、ビストロなどで濃いめの料理とともにハウスワインとして供出されるなら悪くないなという印象。 飲み進むうち、ビターチョコっぽいフレーバーが出てきて、味わいも酸が落ち着いてまろやかになってきた。 翌日→初日よりも風味がまろやかになり、かなり好印象になった。リリースしてまもない濃厚なワインはやはり2日目ぐらいの方が印象がよくなる。初日はデキャンティングをしたほうがよかったのかもしれない。と思ったら、3日目は味がややドギつくなってエグ味が強くなった。一緒に飲んだ息子も2日目がもっとも印象がよかったと同意見だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年03月19日 17時50分08秒
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